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モンゴルの冬

大陸性気候で、年間を通じて乾燥している。夏は平均気温19℃前後で過ごしやすいが、30℃を超える日もある一方、天気が崩れれば急に寒くなるので、フリース地などの防寒具も必要。10月下旬には気温が零下になり、12~2月は-20℃以下になる日が多い。風が吹き荒れ砂嵐に見舞われる春は天気が不安定で旅行には不向き。


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8月に赴任し、新病院移転等々のゴタゴタを経て、モンゴルの冬を経験します。
赴任からは、物事が廻りまくり。とても早く感じました。

モンゴルの忘年会シーズンは日本と同じです。
忘年会ではなく”シンジル”と呼びます。新しい年という意味です。

上の写真は、モンゴルリハビリテーション業界の忘年会の様子です。
男性はスーツを、女性はドレスを着て、とにかく派手な格好をします。

とにかくウォッカを呑み、踊り、表彰され、また踊るの繰り返し。
控えめに言って、トータル3時間は踊ります。

よく日本のナイトクラブで行われているような踊りをすると
「exerciseか!」と言われます。ゆっくり踊りましょう。


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都市ダルハンの冬。
首都に次ぐ都市と言われるダルハンですが、首都の発展が目まぐるしく、人口の大部分は首都ウランバートルに集中しています。

近くの山に行くとソリを楽しむ家族が結構たくさんいました。
僕たちも滑りました。お尻にダンボールを敷いて。


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首都郊外にあるスキー場に行きました。人工雪です。
車でおよそ20分。料金は2000円程度。(3hリフト券+板+靴の料金)

コースは初心者用、中級者、上級者、アクティビティコース(キッカーメイン)があって想定よりも充実している印象を受けました。

午前中がおすすめです。午後は氷結が進行してエッジの効きが悪くなります。
リフトは15分程度乗ります。風がある時は防寒していても寒いのでお気をつけて。


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スキー場に着くと、入り口正面にラクダに乗れるスペースがあります。
雪とラクダ。


冬のモンゴルは常時−10度の外気と朝夕の−20度、時折ある−30度超に加えて乾燥しているため、あまり外には出ずに過ごすのが普通らしいです。
もし旅行に来るとしたら間違いなく夏がいいでしょう。

日本は四季に関係なく仕事や社会が進み、あまり時の流れを感じずに過ごしていました。モンゴルは冬になると全ての作業スピードが遅くなります。それに対して違和感なく社会が進んでいきます。
最初は戸惑いましたが、逆にメリハリなのかなと感じる部分もあって今ではそんなに居心地は悪くないです。モンゴルに限ったことではないかもしれませんが。

世界中で仲間たちが活動している様子を見ると、日本の機械的な部分が逆に珍しいのかなと感じます。
うん、すごく感じる。


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