【J1 28節 東京戦】劣勢に屈しない精神と底力【レビュー】

なんでこんな勝ち方が出来たのか分かんないです。

いや本当に。
もうこれスコア逆じゃない?と思うくらい。
前半東京の守備を崩しきれず、カウンターから崩されて実質2-0のスコアで終わったような脱力感。
「いつもの負けか……」と思っていたら、終わったら『なんか4点取ってた』って感じ。

決めきれないFC東京

前半25分。
ジュニオールサントスの大きくなったトラップを奪い左の永井へ展開。
その永井がスプリントし中央へクロス、ドフリーの三田がシュートを打つも枠外。

さらに前半AT2分。
ショートコーナーの場面から奪われてカウンター。
ショートパスで崩されてマイナスクロスにドフリーの阿部も左へ逸れる。

ここでマリノスサポーターは思った。
また負けるのか、と。
後半立ち上がりも決定機を作られ、阿部がニアへのシュートを外した直後。

マルコスジュニオールからエリキへのスルーパス。
エリキが頑張って股抜きのクロス、サントスがフィジカルの強さを活かして落ち着いて右隅へ決めた

不意をつかれた私は叫びました。(DAZNもっと早く映してくれ頼むから)

FC東京の再三のチャンスは外れ、マリノスの別にそんなに大したチャンスでも無いのがブラジル人達によってゴリゴリに決められる。
別に、これまでもああいう場面で取られたり外したりすることはあるし、この1点がやられる側の1点だったこともよくある。
ただ今日は、単純にマリノスに"そういう流れ"が起きただけだった。

2点目もそう。
伊藤槙人が奪って前田大然、トラップが大きくなりカットされるもこぼれ球がマルコスへ、もう一度前田へスルーパスもカットされ、しかし森重に当たりフリーのサントスへ、そのままゴールへ。

僅か2-3分で理不尽なゴールが2回。
そりゃあアルトゥールシルバもイラつくわ。
その結果レッドを貰い数的有利に。
東京がまいた種とも言えるとはいえ、マリノスサポーターには?マークが飛び交った。

10人を崩せないマリノス

アルが退場し数的有利となるも、変わらずマリノスは東京の守備を崩せない。
ビルドアップを図るがボールロスト、それも東京の守備のせいではなく自分達の連携ミス。
30分経ってようやく水沼宏太が決定機を作るも、なんで外せるの?と言いたいオナイウ阿道の枠外シュート。
シティサポの私は昨季CLのスターリングの枠外を思い出しました。

次の決定機はAT1分。
阿道のスルーパスをカットしきれず水沼が持ち出し、何故かセンタリングを狙ったボールが渡辺に当たりゴールの中へ。

え、なんで?
いや喜びましたよ当然。でもよく良く考えれば3点とも理不尽が過ぎる。
1人減った相手を崩しきれない癖に何故か点だけ入る。
挙句の果て、終了間際にエリキの個人技でトドメの4点目。私が東京サポだったらブチ切れてますよ。

今日は連覇を逃した昨季覇者の、泥臭くも自分達を貫いた強い精神と底力が見えた勝利でした。
とにかく、エリキとサントスのフィジカルに感謝。すげえよこの2人。

伊藤槙人という存在が今日を作った

しかしながら、今日のMOMは伊藤槙人です。
譲りません。異論は認めません。絶対に。
この最高のCBが居なかったらもっと決定機を作られて先制を許していたし、
先制されていたらきっとあのサントスのゴールは無かったし、4-0で負けていた。
パスカット、チャージ、タックル、ドリブル阻止。
DFというポジションにおいて最高のプレーをしてくれた。
1つ文句を言えるとしたらイエローを貰ってしまったことで次節出場停止となった運命に文句を言いたい。
必要のないイエローには見えなかったし。
ありがとう、槙人。
鹿島戦でまたよろしくお願いします。

次節へ向けて

今日の大勝はまあ運が良かったなくらいで収めるとして、次は広島戦。
8月のホーム戦では快勝。広島は低迷で勝点を取りこぼし暫定10位。(10/24現在)
とはいえ、広島は直近で連敗はしていない。
両クラブ中3日で厳しい戦いになることは間違いないだろう。
ACLに向けて、あと5戦勝って7連勝しましょう!!

予想と希望のスタメン

 3-4-2-1
     エジガル
 詠太郎      エリキ

ブン  皓太  拓也  宏太

  シン  キー坊  ケニー

      パギ

Substitute
陽平
チアゴ(無理なら角田)
小池
タカ
マルコス
天純
サントス

余談

ユニフォーム届きました。
ネーム無しの12番という普通の奴ですが、ユニフォーム着て応援行くと楽しさが倍ですね。

水曜の名古屋戦、太鼓の真横でした。
迫力が全然違ってとても楽しかったです。
次の鹿島戦はゴール裏2階席にしようかな。

ちなみに、僕が観戦行ったリーグ戦は負け無しです。(ルヴァン柏戦だけ負けた泣)

それではこの辺で。
拙文に付き合って下さりありがとうございます。
また、気が向いたら書きます。


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