【ゼロから始めるFaB】Flesh and Bloodの遊び方をまとめてみた(プレイガイド)
こんにちは、Fozです。
オセアニア、アメリカ、ヨーロッパを中心に世界中で人気上昇中のTCG『Flesh and Blood』。
日本でもじわじわと取り扱い店が増えています。
前回の記事では開発元であるLSSとFaBの世界観について紹介しました。
今回はFlesh and Bloodの遊び方について見ていこうと思います。
Flesh and Bloodの遊び方
ゲームの勝利条件は相手ヒーローのライフを0にすることです。
ライブラリアウトによる敗北はありませんし、特殊勝利カードもほぼありません。
遅かれ早かれ相手のライフを削る戦略が必要になってきます。
これがヒーローカードです。
まずは好きなヒーローを選び、そのヒーローを軸としたデッキを組みます。
各ヒーローはクラスを持っており、
デッキにはヒーローと同じクラスのカード、もしくはジェネリック(Generic)と書かれたどのヒーローでも使える万能カードのみ入れることができます。
ヒーローにはヤング(過去の姿)とアダルト(現在の姿)の2種類があり、それぞれ異なるフォーマットで使用できます。
カードの左下にある青色のシンボルがインテレクト(Intellect=知性)の数値です。
この数値が手札の上限枚数になります。
カードの右下にある緑色のシンボルがライフポイントです。
数値はヒーローによって異なり、ライフが0になると敗北します。
続いて一般的なカードを見ていきます。
武器と装備品以外のほとんどのカードにはコストとピッチ(マナを生む能力)、攻撃値、防御値が付いています。
下の画像をご覧ください。
左上の数字がピッチです。
ピッチするとリソース(マナ)が1〜3つ生めます。
カード名の上に 赤色(1) / 黄色(2) / 青色(3) の線(カラーストリップ)が入っているので区別できます。
FaBには同名のカードが赤・黄・青の最大3種類あります。
生めるリソースが少ないカードはカードパワーが高く設定され、逆にリソースが多いカードはカードパワーが抑えられていてトレードオフの関係になっています。
右上の数字がコストです。
そのカードを唱えるためのリソースの量です。
左下の数字が攻撃値です。
戦闘時この数値のダメージが相手に与えられます。
右下の数字が防御値です。
相手の攻撃をこの数値の分防ぐことができます。
中央下に書かれているのがカードタイプです。
そのカードの対応クラスと、アクション/ノンアクション/アタックリアクション/ディフェンスリアクションなどのタイプが書かれています。
ゲームを始める前に
ゲームを開始する前にカードの配置場所を確認しましょう。
まずは以下の画像をご覧ください。
[HERO]と書かれたゾーンに自分が使うヒーローを置き、両隣には武器(Weapon)を配置できます。
武器は片手武器(1H - ワンハンデット)なら片手ごとに1つ、合計2つまで装備できます。
両手武器(2H - ツーハンデット)なら1つだけです。
ヒーローの左側、[Head][Chest][Arms][Legs]のゾーンにはそれぞれ対応した装備品(Equipment)をゲーム開始時に配置できます。
右側の[Deck]にはデッキを置き、[Pitch]ゾーンには手札からリソースを出すために使うカードを置きます。
デッキの上側にある[Graveyard]は墓地、下側の[Banished]は追放領域です。
上の[コンバットチェイン(Combat Chain)]と呼ばれるゾーンで戦闘を行います。
続いて、デッキ構築について簡単に紹介します。
FaBには主に2つのデッキ構築ルールがあります。
ゲームの進め方
ウェルカムデッキのプレイガイドや公式サイトを参考にゲームの進め方を書いていきます。
・互いのヒーローを確認します。
・先攻/後攻を決めます。
・デッキリストの中からどのカードを使うか決めます。
Blitz構築なら11枚の武器と装備品の中からどのカードを使うか選択し、
CC構築なら80枚のデッキリストから武器と装備品、60枚以上のメインデッキに組み換えます。
・互いに武器と装備品をそれぞれの配置場所に伏せます。
・互いのデッキをシャッフルします。
・互いの武器、装備品を公開します。
・互いにヒーローの知性の値と同じ枚数のカードを引きます。
・先攻のターンを開始します。
ターンはスタートフェイズ、アクションフェイズ、エンドフェイズに分かれています。
・スタートフェイズに移行します。
このフェイズはターン開始時の誘発効果処理以外あまりやることがないです。優先権はありません。
・アクションフェイズに移行します。
カードにアクション(Action)と書いている行動が行えます。
アクションはインスタントを除くほぼ全てのカードや起動型能力に付いています。
プレイヤーは自分のターンがくるとアクションポイント(AP)を1ポイント得ます。1アクションには1APが必要です。
・戦闘に入ります。
プレイヤーがカードを唱えたり武器を使ってコンバットチェインのゾーンに攻撃したいカードを置くとコンバットチェインリンクが発生します。
カードを唱えるためにはコストが必要です。
順番的には①カードを唱える②ピッチゾーンにピッチするカードを置くです。
余ったリソースはターン終了時まで消えないので他のコストに使ったりできます。
・ブロックの選択に入ります。
防御側プレイヤーは手札のカードを使って防御値分の防御を行えます。コストを支払う必要はありません。
防御には何枚手札を使っても大丈夫です。防御せずスルーすることもできます。
・互いの攻撃札と防御札が決まったらリアクションステップに入ります。
ここではリアクションと書かれたカード(とインスタント)のみ使用できます。
攻撃側はアタックリアクションを、防御側はディフェンスリアクションを使うことができます。
・ダメージを計算します。
攻撃値マイナス防御値でダメージを計算し、攻撃が通れば防御側プレイヤーのライフが減ります。
・Hit時効果などが発生していれば処理します。
攻撃にGo againが付いていれば1アクションポイントを得て再び行動できます。
・チェインリンクを閉じるかどうかを選びます。
チェインを開けたまま次の攻撃(チェインリンク2)に繋げても良いですし、チェインを閉じて一旦戦場を清算し、新たなチェインリンクを作っても良いです。
チェインリンクを閉じない限り攻撃に使われた武器や防具などがそのまま戦場に残ります。
「このチェイン内であなたが◯◯をしていたなら〜」といった効果なども適用されます。
・一度チェインリンクを閉じると攻撃や防御に使ったカードは墓地に行きます。
使用した武器や装備品、アイテムをコンバットチェインから元の位置に戻します。
・行動をすることがなくなったらアクションフェイズを終えてエンドフェイズに移行します。
まず、エンドフェイズ開始時に誘発する効果を解決します。
次にFaBの重要なシステム、アーセナル(Arsenal)が登場します。
ターンプレイヤーはエンドフェイズに入るとアーセナルゾーンに手札の好きなカードを1枚伏せることができます。
アーセナルのカードは好き放題使っていいわけではなく一定の使用制限があります。
①アーセナルに伏せたカードはピッチ(リソース生成)に使うことができません。
②アーセナルに伏せたカードで防御することはできません。ただしそれがディフェンスリアクションなら使うことができます。
・ターンが終了する時、互いのプレイヤーはピッチに使用したカードを全てピッチゾーンからデッキボトムに好きな順番で戻します。
その後自分のヒーローのインテレクトの数値分のカードを引きます。
1つ注意点があり、ゲームが始まった最初の1ターン目のみ防御側プレイヤーもターンプレイヤーが手札を引くタイミングで手札を引きます。
このゲームが後手有利と呼ばれる所以になります。
先手を取った方が良い場合もあると思いますが、1ターン目から攻勢をかけても手札を回復されてしまうのです。
カードゲームによくある先手ゲーにならないようにする工夫なのかなと思います。
・ターンが終了すると防御側プレイヤーがターンプレイヤーになります。
そのままターンを繰り返し、相手のライフを0にしたプレイヤーがゲームの勝者となります。
<その他>
インスタントのタイプを持つカードは自分が優先権を持つタイミングであればいつでも使えます。
終わりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
簡単にですがFlesh and Bloodのゲームの進め方を紹介させていただきました。
文字で見ると分かりづらい面もあるので、公式のLearn to Play動画または有志の方が作成された日本語のプレイ解説動画の視聴もオススメです。
カードショップでウェルカムデッキを貰ったり体験会に参加するのも良いですね。
実際にプレイしてみると理解が早まると思います。
次回は各ヒーローの紹介をしていく予定です。
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