知らぬ間に膨れ上がる「相手への期待値」を減らしたい
会社が大きくなるとお互いにわからなくなることが増えるし、すれ違いが起こることは仕方ないと思う。……というのは、わりと誰でも頭ではわかっていることです。
それでも「なんでこうなる前に相談しないの」「私は忙しいんだからもうちょっと気遣ってほしい」「あなたの当たり前を押し付けないで」みたいな、仕事仲間への怒りがフツフツわいてしまうことってあると思うんです。
だいたいそういうのの原因は「相手への期待値が高いこと」じゃないかと最近思っています。
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以前勤めていた会社であったことなのですが、あるデザイナーさんに「これこれこういうご依頼をしたいのですが」とメールでご連絡したところ、その返信でびっくりするほど激怒されたことがありました。
ご相談のタイミングが良くなかったようなのですが(これは本当に私が悪い)、とはいえ激怒されただけでじゃあどうすればよかったという話は特に無く、「地雷がわからない人だ……」という印象を抱くのみでした。
でもこういう怒りを抱いてしまうことは正直私もあります。なので、わからなくないんです。
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相手が自分のことを先回って理解してくれていることは心地よいです。そういう人はまあ好きになってしまいますけど、でも、だからといってそうじゃない人に怒りを抱くのは違うのかなと思います。
案件の前提がわかっていなさそうなボールが飛んできたとき、「相手は私の仕事を知らなくて当然で、別に嫌がらせをしたいわけではなく、本当に無邪気に話しかけてるだけ」と思い直してから対応する。それだけでスムーズなコミュニケーションができる気がします。
会社にいる以上チームで良きアウトプットが出せるように、ちょっとでも気にして仕事したいと思っています。
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