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寒くなってきた

11月中旬、ここらの紅葉はピークを越えて地面に葉が落ち始めた。

朝ごはんの準備をして、みんなが食事をした後、散歩にでかける。30分くらい、朝の光を浴びる。

先日、寒いと思ってヒートテックを着て出かけた…いつもと調子が違う、そういえばダウンジャケットを着た日もいまいちスッキリしなかった。

寒いという肌感覚は交感神経を刺激して丁度良い覚醒になる、やがて体が温かくなり、散歩の景色も重なって、段々気分がよくなっていく、「涼しい」という快適な気分をえて弛むのが大事なんだと気が付いた。

散歩中は、雑念から始まる、悩みがいっぱいになって、それに気が付いてスーッと流していく、しばらく呼吸に意識を移す。
空気が冷たいと空気が胸の奥の方まで届くのがわかる、それが心地よい。心地よさに慣れると雑念が戻ってくるから、また流して呼吸に意識を移す。それに繰り返し。

ときどき、道端の花に気がついたり、スズメの声やカルガモの水浴び、太陽のまぶしさを感じたりする。そういう日課を得て一日が始まり、よいスタートが切れる。
気分がよい時間を長く維持できればそれだけ体調がよくなっていく、現実的にはそう簡単ではないけど。

気分なんて、心の持ちようでなんとでもなると思っている人がほとんどだと思うけど、貧血や汗を自分でコントロールできないように、全く目に見えない神経伝達物質も確実に存在しているし、血液と同じくらい重要なものと理解してもらいたい。



寒さはずっと苦しいものだと思ってたけど、過去を振り返ると寒さとともに生きてきたような人生だった。どんよりした景色に意識を奪われて、勘違いしていたみたいだ。

自然はいいなあと改めて思った。マインドフルネスとともに。

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