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#8 『武器としての組織心理学』 山浦一保 / ダイヤモンド社 2021

職場に、看過できない不具合があったとき。

現状と改善提案を上司に伝えるため
メールにまとめようと、書いては消して
また書いては消して、していました。

とかく、職場で女性は感情的と思われがち。

違います、そうじゃないんです。

伝えたかったのは
愚痴ではなく事実。
不満ではなく危機感

このとき初めて
職場でもっと自分の発言に
影響力があればと
痛切に感じました。

その頃読んだこの本によると
発言力を高めるには、3つの方法が有効
とのことで。

  1. 離脱(組織のメンバーであることをやめること)

  2. 発言(組織のメンバーとして声をあげて、組織を改善に向かわせること)

  3. 忠誠(組織への関わりの程度を強めること)

つまり

日頃忠実な社員であることを前提に
いざというときは辞職も覚悟のうえで
心から組織のためを思って
改善のために声をあげる

ということ、ですかね。

ちょっとダークな組織心理学。

おかげさまでこのときの改善提案は
採用してもらえて、上司の協力を得ました。

結果として、職場の不具合は
あまり改善できませんでしたが…

力不足でした。課題が大きすぎて。

でも、継続は力なり。
今日も別のアプローチで改善行動中です。

以来私は、いつも心に退職願、です。
投げやりではなく、不思議と覚悟が備わって
あれから少し、自分が強くなった気がします。

【読書メモ】


職場の諸問題の原因を、妬み、温度差、不満、権力、不信感の5つのこころの負の側面から解き明かす本です。

誰でも普通、業務上は論理的であろうとしますが(たぶん)、どこかで感情には抗えない。

人のネガティブな心理を知ってトラブルから身を守り、上手くポジティブで有益な関係に変えていけたら、職場の人間関係はかなり心安いものになるのではないでしょうか。


ではまた。

最後までお読みいただき
ありがとうございました!

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