Garden archive

杉田悦朗のnote。 archiveとして記録を残しています。 https://ets…

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杉田悦朗のnote。 archiveとして記録を残しています。 https://etsurosugita.com

最近の記事

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    • ヤマブキ(山吹)

      ヤマブキの英名は「ジャパニーズ・ローズ」である。その姿は、誠に優美で気品に満ちている。その中でも本庭園のシロバナヤマブキは比較的珍しい園芸品種、清涼感が溢れ美しい。

      • シダレザクラ(枝垂桜)

        京都に都が遷されてから花と言えば桜になった。御所の紫宸殿の前庭に梅の代わりに桜を植えたことから、右近の橘、左近の桜として礼賛が広まった。現在の桜は春宵一刻値千金として多くの人を魅了する。その中でも特に妖艶なシダレザクラは別格である。

        • 苔(コケ) #2

          苔のお話。 苔は世界中で1万種以上存在する。日本だけでも1000種が記録されている

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          アジュガ(十二単)

          本州、四国の林や野原に生える多年草。白や桃色の花が咲きほこる時期、淡い紫色の花はひときわ目をひく。和名の「十二単」の由来は、花が重なって咲く様子を女官が着た十二単の衣装に見立てたもの。

          アジュガ(十二単)

          コブシ(辛夷)

          コブシは春のシンボル。花が咲き始めると春は駆け足でやってくる。その特徴から古来より農耕とのかかわりが深く、花が咲くと田植えの仕事をする目安とされた。自然暦として用いられるほど日本の風土になじんだ日本特産の花木である。

          コブシ(辛夷)

          アセビ(馬酔木)

          アセビ(馬酔木)

          苔(コケ) #1

          コケ植物は世界中で2万種ある。世界中でコケで満ちています。日本では特に庭園で愛され重宝される

          苔(コケ) #1

          ジンチョウゲ(沈丁花)

          その甘い香りは春の訪れを知らせてくれる。夏を知らせるのクチナシ、秋を知らせるのキンモクセイと合わせて「三大芳香花」に数えられる香りのよい常緑花木の代表。

          ジンチョウゲ(沈丁花)

          クリスマスローズ

          クリスマスローズは本来、ヘレボラス属の中でも「ニゲル」という一つの種につけられた名前。しかし日本ではヘレボラス属全体を指すのが一般的になる。ニゲルは、イギリスやドイツなど冬の寒さが早く来る地方ではクリスマスの頃から真っ白で清純な花を咲かせるので、「クリスマスに咲くバラ」として大変人気がある。

          クリスマスローズ

          ベニスモモ(紅李)

          人の目は赤色の系統に素早く反応する。ベニスモモは、赤茶色の葉をつけ緑が多い庭園内では特に目立つ。花も美しくヤマザクラに似ているが、花期はかなり早い。春の花として梅を用いることが多い中で新しい庭園表現としての創意工夫に用いられる。

          ベニスモモ(紅李)

          サンシュユ(山茱萸)

          サンシュユ(山茱萸)

          カンツバキ(寒椿)

          カンツバキ(寒椿)

          ツバキ(椿)

          ツバキは日本原産の花木。世界からの評価も高い。晩秋から早春まで本庭園では約10種ものの花が咲き誇る。一年の約半分咲くツバキは本庭園の主役と言っても過言ではない。

          ツバキ(椿)

          サザンカ(山茶花)

          サザンカ(山茶花)

          マンリョウ(万両)

          マンリョウ(万両)