バラが咲いた
バラが見事に咲きました。バラのビロードのような花びらを見ていると、その気品に魅了されます。
テレビを見過ぎなのか、それとも花屋さんでばかりお花を見てきたからか、薔薇の木に満開の花がいっぱい咲いている光景を思い浮かべるのですが、細い幹が一本の我が家のバラはせいぜい咲いても同時に2輪しか花が咲きません。
でも、この美しい花をつけるようになるまでは長い年月がかかりました。
もともと「クリスチャンディオール」という名前に惹かれて買ったこの薔薇。マンションの10階のベランダで育てていたものの、葉がつくとすぐうどん粉病になり、葉が落ちてしまうというのを繰り返して2年。いつまでも大きくならないのを見かねて、相棒君が郊外の家に持っていって庭に植えたのでした。
土を入れ替え、栄養豊富な培養土をこんもりと盛って風通しのよい庭で育てると、なんと翌シーズンには見事な花を一輪つけてくれたのでした。
昨年より定期的に消毒するようになり、今年は花が咲ききらないうちに花をつみ、ついでにその後の花芽のつき方をイメージして枝を切り戻す事も始めました。
あれこれ調べながらのヨチヨチ歩きの庭作りですが、やがて真紅の薔薇が美しく咲き誇る日を夢見ながら、今日も庭に出て木々の手入れをしています。
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