見出し画像

STRAIGHTENER MANIA vol.2 @Zepp DiverCityTokyo

前回のテナマニの東京公演に行ってきました。
先月、Nothing's Caved In Stoneの公演で同じ会場に訪れています。
そのため、久しぶりってことでもありませんでしたが、
先月よりも尋常ではない暑さを感じながら会場にインいたしました。

先日の大阪公演でグッズを購入した方が多かったのか、物販の開始時刻あたりは列も短く、スムーズに追加グッズを購入して公演を待ちました。
今回は宿泊ではなく、すぐに帰る予定だったので荷物は先にコインロッカーに入れておくことに。

今回、自らの名義では東京公演のチケットを手に入れることはできず、
SNSを通じて譲っていただくことができました。感謝でしかありません。
整理番号は1400番代、後ろの方なのでゆったり見ることができれば十分くらいの気持ちで会場にイン。

東京公演の模様は10月30日にリリースされる12枚目のフルアルバム「The Ordinary Road」の特典映像となるため、収録のカメラが入ることとなりました。
そのため、どちらかの公演のみに来た人でも楽しめるよう両公演はセットリストが変わることなく同じ内容となりました。また、MCについても(両公演行った人ならば分かるかと思いますが)内容も同じようなものを意識して伝えているようでした。その意図からして彼らからの配慮が伝わってくるものでした。

今回のレポに関して、セットリスト内の曲に関する感想は下記の大阪公演のレポに替えさせていただこうかと思います。

以下には東京公演でしか見られなかったMCなどの内容をピックアップして書き綴ります。

MCにて。

突如始まったKINGMAKERのセッション。
「今日はテナマニだからシーグラスはやりません」(観客「わーい」)
「Merodic Stomも…やり~ま~せん!」(観客「わーい」)の流れから
ひなっちが「KINGMAKERもやらせてくれない」とつぶやく場面がありました。
その曲はひなっちが好きな曲だけど、なかなかやらないレア曲。
という話の流れのなかで言葉を発さなかったOJがイントロを弾き始める。
観客がうお~~~!と歓喜したところで、シンペイちゃんがドラムを合わせにかかる。ホリエさんはギターを持っておらず、鍵盤の側で2ステップっぽく踊りだす。
踊り終わったタイミングでひなっち、おもむろにイントロを弾きだす。
彼らは、ホリエさんいわく「バディ系」と言われる各パートの譜面に書き出すことなく音で覚えるタイプの人間らしい。つまり、身体が覚えている状態。
シンペイちゃんはAメロ入ったらホリエさんと同様に踊っていた、と話していました。そんななかでOJはカンペキに弾けるんだろうな、って。
個人的な印象としてOJってそういうところはキチンとおさえている気がします。

東京公演のホリエさんの衣装が襟シャツ(ブラウンめ)にネクタイでした。
インディ・ジョーンズみたい、との話があり「ムチを持っていないからジョーンズではない」などとふざけたMCがある中で、OJから観客に対して改めて伝えられた話が印象的でした。OJ自身がSNSを投稿する際は自分ではどうにもならないことも起きるため、「絶対」「必ず」といったコトバは入れないようにしているそうです。
しかし、唯一そのコトバを使ったのがテナマニ中止が発表された時で「必ずリベンジ」を約束してSNSに投稿していたのでした。

今回、こういった形で「必ずリベンジ」を実現することができたとの話がありました。大阪、東京ともにオープニングでOJは天を指さして公演ごとに対して真正面に向き合って、音楽を伝えているような気がしていて嬉しい限りです。

ホリエさんはThe Nowaristでの観客の盛り上がりように驚いた様子。
「向こう10年はやらない」「捨て曲」との話もあがっていましたが、観客からは「捨て曲じゃないよ!」「知っているよ!」との声もあがっていました。
ひとつ言えることは、ファンにとって捨て曲はないんですよ。(ホリエさん、反論して申し訳ございません)何が聴けても、ファンとして喜びでしかない。
埃の被った曲たちもその時の彼ら、その時のファン各々の思い出があるからこそ、いつ演奏したって古くないんですよね。
テナマニのような企画がこれからも続いてくれることってのは本当に貴重だと思います。6年ごととは言わず、ぜひ近々お願いしたいところです。

今回、大阪公演と同じセットリストであったため東京公演ではワクワク感というよりはすべての曲を身体に落とし込んでいくような感覚がありました。
新曲「Come and Go」も今は最新曲であっても時間とともに古い作品に変化していく。
彼らの音楽は新旧という二分した捉え方というよりは時間の経過のように作品ごとのつながりのなかで流れが見えるなと思っています。
これからも時の流れとともに様々な作品が生まれることを願いながら、彼らの活躍を応援したいですね。


SE. STNR Rock and Roll
01. プロローグ
02. DON'T FOLLOW THE LIGHT
03. ALIBI
04. STILLNESS IN TIME
05. Diamond Phillips
06. The Nowarist
07. Wonderfornia
08. REST
09. Sad Code
10. Dark Blue Day
11. Curtain Falls
12. Alternative Dancer
13. Dive
14. AFTER THE CALM
15. Force
16. 星の夢
17. ETERNAL
18. SING

En)
01. After Season
02. COME and GO


牛タン食べて気合いを入れました。美味。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?