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いつも心に「自然」を持とう

自然への気づき

私は田舎で生まれ育ったので、「自然に親しむ」ことはデフォルトでした。

ただ、思い起こせば社会人になって都会に出てからはあまり意識して自然に目を向けることも少なくなり、日々の仕事に頭を使い、生活に精一杯といった感じでした。

ところが、このコロナ禍のなかで自宅近くの川沿いを頻繁に散歩したり、子供を連れて虫取りや魚とりなど、自然に自然と親しむ機会が増えたことで、ふと、自然に触れることの大切さを図らずも思い出した次第です。

いえ、それ以前から子どもにも自然と親しむ経験をさせたくて、年に2,3度は山中にあるバンガローに泊まって自然を満喫してきました。

クマザサで作った笹船

子どもは虫取りをしたり、ドングリや落ち葉、木の枝などを使って工作をしたり、大人もそれに付き合ってまったりと過ごします。

ただ、そういう「特別な行事」でなくても、身近にある小さな自然でさえ、自身のメンタルヘルスにも貢献してくれていたことに気づいたわけです。大変ありがたいことです。

考えてみれば、自然は当たり前のようにそこにあるけど、仕事や何かで疲れた心や体を分け隔てなく癒してくれているありがたい存在なのですね。

自然への慈しみと感謝

それに気づいて以降、自然とはコミュニケーションをとることを心掛けています。

すなわち、自然と接することから得られた快い感情体験に気づいたら、それに慈しみとか感謝の気持ちを返すということですね。

例えばキャンプやハイキングなどに限らず、100円ショップで買った小さい鉢植えなどによって癒されたり元気づけられたりということもあるでしょう。

そんな体験を「もらった」ことに対して、こちらから「癒してくれてありがとう」「元気づけてくれてありがとう」という感謝の気持ちをお返しするということは、さらに心を穏やかにしてくれるでしょう。

そんな関係は、たとえ都会にあって鉢植えのような小さい自然であっても、親しい友人や家族のように心の中に大きく存在し、癒しの源、心のエネルギー補給基地として、自分をいたわることができるゆとりある心に貢献してくれるのではないでしょうか。

大自然には「脅威」という側面もありますが、「恵み」もあることを一層意識して、小さなものでいいと思いますので、ぜひたくさんの自然に友達になってもらって、心の中に定住してもらいたいですね。

そして、自然も自分も大切に、いつまでも元気でいたいと思っています。

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