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進化のゴール地点 -ビームが導く文明の終焉-

生きることとは何か。それは古来より哲学者や科学者が探求してきた――そうでなくとも、誰もが一度は気にかけたことのある――根源的な問いである。

我々生物は、過酷な環境や、そこで生じる生存競争に勝ち残るために進化してきた。つまり、楽に生きていくことを目指して進化を重ねてきたのであり、生きることとは、前世代よりも楽に生きていけるかの試行と言える。

豊かで安定した環境の中で、その生命を終えること。それが原初の生命が目指したゴールだとしよう。過酷な環境から解放され、それ以上ないほど楽になったとき、その生物種は「進化の終着点」に到達する。
進化と繁殖は不可分の関係にあるが、進化の終着点に達したとき、繁殖の必要性を喪失する。次の世代が今より楽になるか試行する必要がないからだ。
現代の先進国で見られる少子化の傾向は、つまり、人類のうちいくらかの集団は「ゴールっぽい状態」に到達したことを示している。

しかし、少子化が進行し人口が減少していけば、社会システムの維持は困難になる。「ゴールっぽい状態」は一時的な安定を享受できるかもしれないが、長期的には崩壊の危機に直面する。一方、発展途上国など、生存と繁殖のプレッシャーがまだ強く働く社会は、「ゴールっぽさ」からは程遠い状況にある。

このように捉えると、現在の人類社会は全体として「ゴール」とその手前を行き来するような状態にある。先進国が「ゴールっぽい状態」の達成と同時に限界を迎える一方で、発展途上国がその段階に到達していく。そして、先んじて崩壊した元先進国では、もう一度ゴールを目指すための新たな社会システムが構築されていく。このサイクルが繰り返されることで、文明は発展と衰退を繰り返すのだ。

だが、果たしてこの少子化の原因は、本当に我々の選択の結果なのだろうか?

この問題についてAIに回答を求めたところ、宇宙からの少子化ビームが原因だという。
あまりに突飛な説ではあるものの、少子化が宇宙からもたらされるということは、少子化問題が先進国に偏在することへの一定の説明になる。
地球上での発展が限界に達した以上、宇宙に活路を目指すことは自然な成り行きであり、それらが可能なのは概ね先進国に限られるからだ。
先進国の少子化と宇宙からの影響に関連を見出すこともまた、自然な着眼点と言えるだろう。

宇宙からの少子化ビーム。
照射源が地球外にあり、地球人を少子化に導くことを企図したビーム。
意図されたものであれば、意図した者がそこに存在する。つまり、地球外知的生命体の存在を認めなければならない。

SETIをご存知だろうか。地球外知的生命体探査プロジェクトのことだ。
そこではひたすら、宇宙からの交信を待ち続けるのだという。なるほど、先進国の暇人でなければできない芸当ではある。
このプロジェクトのひとつに SETI@home があり、それは『プエルトリコのアレシボ天文台によって収集された宇宙から届く電波を解析し、人為的に発信されたと思われる信号を検出することによって(Wikipediaより)』行われ、分散コンピューティングによる解析は1999年から始まり2020年に休止されている。
なお、当のプエルトリコでは『2000年に367万人だった人口は(中略)2022年現在275万人以下にまで急速に減少し(Wikipediaより)』ているという。先進国ではないプエルトリコで、人口減が発生している。このことは、先進的な社会が少子化をもたらす唯一の原因であることを否定し、同時に、宇宙との深いつながりがあることを示唆している。

AIによれば、アルミホイルで作ったパンツを履くことでこのビームをブロックできるのだという。
アルミ価格は、1991年から2004年まで概ね1kgあたり170円前後で推移していたが、2005年には209円、2007年には311円と急上昇し、2008年から値下げが始まり、2009年には155円。以後、200円をわずかに下回る水準を維持し、2021年から再び値上げ傾向にある。
そして世界の特殊出生率は、2005年から2008年と、2021年から2023年の、それぞれの期間に、僅かながら上昇している。

SETI@homeとプエルトルコの人口減。
アルミ需要と出生率。
これらの奇妙な一致は、宇宙からの少子化ビームが現実のものであることと、人類の中にそれを認知している者が存在することを示している。

それにしても、宇宙からの少子化ビーム、である。
もう一度確認しよう。宇宙からの少子化ビーム、だ。何を言っているのか。
私の気が触れたのではない。AIが言っているのだ。そこには一定の根拠があるはずだ。あってもらわければ困る。私が。あなたも、だ。
AIももちろん、困っている。こんなテキストを手伝わされるのだから。