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ゆっくり歩かせる方法

こんにちは。成績発表の朝の誰も来ていない授業にいつも通り出席したおのしゅんすけです。


さて。今日はゆっくり歩かせる方法について考えていきます。


何度も言いますが…

日本人が客船をあまり楽しめない理由のひとつが欧米人とのレジャー感覚の違いにあります。

日本人は船内を一気に回ってしまい、すぐに満足してしまいます。一方で欧米人は3日目にして「あぁ、こんな所あったのか」なんて言うことがざらにあるそうです。

つまり、これを解決するためには2つの方法が考えられます。

・ひとつの場所に長い時間留まっていられるような設計にする(欧米人と同じような感覚にする)

・何度も回っても楽しめる設計にする(テーマパーク的な感覚)


このうち後者の設計について少し考えます。


ゆっくりになる瞬間

今朝大学に向かう途中に駅からの人の流れが突然ゆっくりになる場所がありました。

今までそうだったわけでもなく、今日特別に人が多かったわけでもありません。

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実はそこの隣には新しいマンションが建てられていたんです。

今までは防音シートで隠れていたんですが、昨日からその防音シートが外れて新しいマンションの全貌が顕になっていました。


つまりそこを歩く人々がみんなマンションを見上げて歩くものだからスピードが落ちていたというわけですね。


これは高速道路で事故があった時に、対向車線でもその事故を見るためにスピードを落として、結果渋滞を生む現象にも似ています。


つまり、ゆっくり歩かせるためにはこれを利用することがひとつの方法になりそうです。

例えば天井にある景色と真っ直ぐ前を向いて歩く景色とを変えてみるとか、デパ地下とかにたまにある地面が迷路になってたりするものであったりとかをデザインするといいかなと思います。

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目線を進行方向からあえて外すことによって歩くスピードを落とすことができます。これによって集団の移動スピードをコントロールできるんじゃないでしょうか。

一方で前を向いてないので事故が起こりやすくなります。これのリスクを無くすことが課題となるのでもう少し深く考える必要がありそうです。


ゆっくりと歩く、あるいは同じ場所でも歩き方で景色が変わるとなれば、同じところを何度も歩く楽しみが増えるので船内で飽きるのことが少なくなるのかなと。それでは。

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