自分だけのコンプレックス-①

  「あ〜今日外出たくねぇ〜。。」

 普段はテンションが高く元気がある私だがある事があるとこんな気持ちになる。それは肌荒れがヒドイ日だ。

 中学までは、全く肌に悩んだ事がなかった。ケアを何もしなくてもツルツルで友達からもよく羨ましがられた。また、顔も中性的であった為、「可愛い顔しているね」って言われることも多かった。

 高校に上がるとニキビが増え、肌が赤くなる事が増えてきた。また、大学生になったらストレスの影響でアトピーにもなった。歳を重ね、肌荒れがひどくなると同時に途端に顔が老けていくような感じがした。自分の顔が嫌いになった。また、友達の何気ない私の肌に対する一言でもショックを受ける事が多々あった。

 「あ〜肌が綺麗なら自分はもっと魅力的なのに。。」

 こんな気持ちになる事がどんだけあっただろう。

 肌の影響で人と目を見て自信を持って話せなることも多々あった。肌荒れのせいで好きな人に想いを伝えることが出来なくなるときもあった。。正直今でも肌のコンディションが自分の自信、心持ちに大きく関係している。

 

 最近までは生活習慣と食習慣を意識したおかげで肌が綺麗になってきた。そして化粧をすることで、自分の肌に自信を持つことが出来るようになってきた。でも、毎日化粧をしてたらニキビがひどくなった。そしてそれを隠そうとファンデーション、コンシーラーを塗ってたらもっとひどくなった。あ〜悪循環にハマっていく。少しずつ積み上げられていった自信がどんどん無くなっていく。。

 だから決めた。

 「もう一切化粧はしない。自分の本来の肌で勝負してやる。」


続く