【お誕生日会で使える創作紙芝居】秋の実のお誕生日ケーキ

実際に私が幼稚園教諭時代に作成した紙芝居です。
♪の部分は歌いました。

ご自由にお使いいただいてOKです。

ある秋の日、森の奥深く。
おさるさんが松ぼっくりを拾いにやって来ました。

松ぼっくりがあったとさ♪

でもでも、たくさん拾いすぎたみたいです。

「どうしようかなぁ、僕ひとりじゃ食べきれないよぅ」

おさるさんは悩みます。

「そうだ！　お友達にもわけてあげよう！」

いいことを思いついたおさるさん。
さっそく、お友達を探しに行くことにしました。

その頃、りすさんもどんぐりを集めに森の中。

どんぐりころころ♪

でもでも、たくさん拾いすぎたみたいです。

「どうしようかなぁ、わたしひとりじゃ食べきれないわ」

その時、「おーい！」とおさるさんの声。

「あらおさるさん、こんにちは」
「こんにちは、りすさん！　実はね……松ぼっくりをいーっぱい拾ったんだけど、りすさんにもおすそ分け、はいどーぞ」
「まあ嬉しい！　じゃあお返しに、わたしもどんぐりをおすそ分け。はい、どーぞ！」

ふたりは仲良くおすそ分け。
それでもまだまだ松ぼっくりとどんぐりはたくさん！

その頃、きつねさんもキノコを集めに森の中。

ドコノコノキノコ♪

でもでも、たくさん集めすぎたみたいです。

「どうしようかなぁ、ぼくひとりじゃ食べきれないなぁ」

その時、「おーい！」とおさるさんとりすさんの声。

「こんにちは、きつねさん！」
「こんにちは、おさるさんにりすさん」
「松ぼっくりとどんぐりをおすそ分けにきたよ！　はい、どーぞ！」
「わあ、嬉しいなぁ。じゃあぼくも、きのこをおすそ分け。はい、どーぞ！」

おさるさん、りすさん、きつねさんは、大きな栗の木の下で仲良く秋の実パーティをひらきました。

大きな栗の木の下で♪

だけどもね、まだまだたくさん秋の実いっぱい！

「あ、いいことを思いついた！」

松ぼっくり乗せて、どんぐり乗せて、キノコも乗せたらはい完成！
秋の実ケーキの出来上がり！

こんどはみんなにもおすそ分け！

秋生まれのお友達、お誕生日おめでとう！