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【まず確認】コンテンツマーケティングのよくある5つの失敗パターン

コロナによって展示会やセミナーなどができなくなり、コンテンツマーケティングやオウンドメディアの立ち上げをしたいという相談が多いのですが、ヒアリングをした上でコンテンツマーケティングをしても、効果が出ないとこちらからお断りするケースも増えてきているので、参考情報としてご覧いただければ幸いです。

自己紹介

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株式会社Branding Engineerにてメディア事業部長をしている小畑と言います。2000万PVのメディアの立ち上げを始め、社内外合わせて40ほどのメディアの立ち上げ、グロースに参画しているマーケターです。最近は「SAKAKU」というマーケティング支援サービスで特にコンテンツマーケティングの支援に力を入れています。

オウンドメディア立ち上げをお断りするパターン1:経営層が重要性を理解できない

オウンドメディアはリスティング広告やディスプレイ広告とは違い、初めても即時の効果はなく、半年から1年ほど経ってから効果が出始める施策です。

その時に、経営層が長期施策であるオウンドメディアに否定的な場合、成果が出始める前にプロジェクトの縮小やクローズになることも多く、開始から投下してきたリソースやコストを回収できずに終わることになります。

オウンドメディア立ち上げをお断りするパターン2:PV数やCV数以外の指標を重要視しない

デジタルマーケティングの責任者ポジションの方とお話をする際に、オウンドメディア経由でのCPAやROI以外の数字は興味がない、という方が一定数います。

リスティング広告やディスプレイ広告の場合、CPAやROIといった指標を重要視しますが、オウンドメディアの場合はサービスの認知の拡大、ファンの醸成といった効果も大きく、

実際弊社のオウンドメディアでは、エンジニア向けのキーワードで月間100万PVほどを獲得しています。その記事コンテンツの中で、エンジニア向けのワードに本格的に注力を始めた2019年と比較し、2020年では、ユーザーの認知度が大幅にアップしており、また、リスティングをはじめとする他の媒体の広告効果も向上しています。

オウンドメディアを始める際は、認知拡散、ロイヤルカスタマーの醸成等の指標も注視する必要があります。

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オウンドメディア立ち上げをお断りするパターン3:短期的な成果が求められる

事業責任者、経営者のポジションの方とお話しする際に良く、社内調整の為にも新規ドメインで立ち上げ1ヶ月以内には数件のCVが欲しいというお話しが出ます。

弊社の場合、大規模なメディアでは1000万PVを超えるまでに1年、小規模のオウンドメディアでは50万PVを超えるまでに1年が平均となっています。しかし、成果が出るまでに時間がかかるため多くの企業が挫折をし、オウンドメディアを継続してやり抜くことで競合とのマーケティングにおける優位性が出てきます。

オウンドメディア立ち上げをお断りするパターン4:コンテンツマーケティングやSEOのノウハウが社内にないが、記事コンテンツを全て内製する

特にマーケティングを内製している企業さんで、コンテンツマーケティングやSEO、メディアのノウハウはないが、オウンドメディアの運営も内製をしたい、という方が一定数います。

コンテンツマーケティングの場合、作成のコストや工数も多くかかる上に、検索1ページ目以内に入らない場合ほとんど露出は見込まれません。

また、知見やノウハウがあっても簡単な分野ではないので、必ず専門のメンバーもしくはパートナー企業と組むのがいいでしょう。

オウンドメディア立ち上げをお断りするパターン5:質を過度に追い求める

極端な例では、こだわった質の高いコンテンツを作りたいので、月に1記事ずつ作成する、という方もいますが、

記事の総量を担保しないことには流入を担保できず、そもそもエンゲージメントも取れません。また、記事の総量をある程度担保する中で、ユーザーのCVRの高い記事などの傾向もつかむことができます。

コンテンツマーケティングを成功させるためにまずは相談を!

自社のオウンドメディアや他社クライアント様の支援の事績からコンテンツマーケティングや集客全般の改善のご相談にのっておりますので、下記お気軽にご連絡くださいませ。

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