万病の元は「冷え」。冷えをとれば身体も心も健康に。冷えとり健康法のススメ
◻️冷えとり健康法とは
愛知県の医師 進藤義晴先生が提唱している健康法です。
耳鼻科の医師をしていた進藤先生は、診察して薬を出すという一般的な西洋医学の治療をしていましたが
患者さんがその時は治ってもまた同じ症状で来院する、なんで根治しないのだろう??
という疑問を抱え、西洋医学だけではなく中医学などの東洋医学も勉強したそうです。
そこで、行き着いた結論が
万病の元は「冷え」である
ということでした。
ならば「冷えをとれば健康になる」ということで、冷えとり健康法に行きついたのです。
「健康法」と言っていますが、進藤先生の本を読むと、冷えとりはまさに「医学」なのだな、と感じます。
■「冷え」とは?
冷えとり健康法でいうところの「冷え」はいわゆる冷え性のことではありません。
上半身の温度が下半身の温度より高くなっている状態を「冷え」と定義しています。
昔から健康のためには「頭寒足熱」にする、と言われていますが、人間はどうしても内臓が集まる上半身の方が温かく、下半身の方が冷えているのです。「足寒頭熱」で全く逆になってしまっています。
なので、冷えをとって「足寒頭熱」→「頭寒足熱」にできれば良いのです。
東洋医学では、人間の身体の中には「氣」「血」「水」が巡っていると言われています。冷えているとこれらの巡りが滞ります。この循環不全が不調や病気の元なのです。
■「冷え」をとるには?
①半身浴をする
38~40℃程度のぬるめのお湯にみぞおちまで最低20分以上つかります。
心地よければいつまで入っていても上限はありません。
治療として半身浴をする場合は一日10時間以上入ることもあります。
②足湯をする
半身浴ができない場合は足湯は効果的です。半身浴の温度より少し高め(40~43℃)程度のお湯をバケツなどに用意し、適宜足し湯をしながら温度を保ちます。TVを見ながらなど30分以上続けます。
③靴下の重ね履きをする
絹(5本指)→綿またはウール(5本指)→絹(先丸)→綿またはウール(先丸)を最低4枚は重ねます。
絹には毒を吸い出す力、綿にはそれをためておく力があります。
交互に重ねることで保温もさることながら、足裏から毒を出しやすくしています。
■なぜ「冷えとり」をすすめるのか**
**
私が「冷えとり健康法」と出会ったのは約9年半前。たまたま立ち寄った本屋で読んだ本がきっかけでした。
その日の夜、家にある5本指の靴下などをかき集め、それっぽく4枚以上重ねて眠りました。そしたらね・・・・
朝までぐっすり!!!
一度も起きずに眠れ、スッキリ起きることができたのです!!!
それまで、夜中に2、3回トイレに起きていた私にとってこの出来事は天と地がひっくり返るくらい衝撃的でした。
だって・・・
そんな歳なんだから夜中にトイレに起きるのはしょうがない
朝起きて疲れがとれていないのはしょうがない
と思っていたんですから。
この一晩の衝撃で「冷えとりはすごいぞ!!!」 と確信し、この飽きっぽい私が9年半も続けてきたのです。
そして、太ももにあった20年来の火傷のあと(3cm大の茶色いシミ)が消えました。温めることによって新陳代謝が促進されたからでしょうか。
それまであった肩こり、首こり、腰痛(1年に1度はぎっくり腰になって動けなくなる)、頭痛、不眠、繰り返す膀胱炎、花粉症、生理不順、大人ニキビ等の不調が全て改善されました。
アラフィフにして今までの人生で、今が一番健康で一番幸せ と実感しています。
「歳だから、ある程度の不調はあたりまえ」になっていましたが、その不調はあたりまえなんかじゃなかったのです。
■自分の健康は自分で守れる
冷えとりを知る前までは、体調不良や病気は病院や薬で治してもらうもの、と信じていました。
でも、冷えとりをしてみてわかったことは、人間には【自然治癒力】があるということ。
身体の中にたまった毒を症状をして外に出そうとしている。それを薬などで抑えずにどんどん出すことが大切なのです。
身体を温めることによって、自分の【自然治癒力】を思い出すことができるのです。
自分の【自然治癒力】を思い出すことができたら、あとはそれを信頼するのみ。
そうすることによって、どんどん健康になっていきます。
■身体が温まると心も温まる
不思議だけれど、身体と心はつながっているのです。
「心の冷えは身体の冷えの5000倍」と言われています。身体を温めることで心の冷えにも気づき、自分と向き合うことができるようになります。
そうなると、マジで人生変わるんです。
私は40歳過ぎてから、冷えとりに出会って人生が変わったといっても過言ではありません。
そんないきさつもこれから綴っていければと思っています。
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