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024自由なことってそんな特別じゃない

「自由な服装で入社式も大半はスーツ参加」って記事がニュースになっててちょい?と思ってしまった。
まーそもそも今(春)もそうだけど着なれないダークスーツの若者を街で見てう〜〜ん、と思ってしまう。
あれって誰が決めたの?今までの漢字表記の紳士服屋が横文字の別ラインの店を展開しだしてからかな?もうあそこなんて単なる制服屋にしか感じない。今や学生服屋の方が色とりどりだよね。

けど何も若者だけじゃないんだよな。件の入社式の記事見てても新入社員と一緒に写ってた社長もなんてこたないネクタイ外しただけのダークスーツだった。だったら社長がプリントTシャツで出席しろよ、と思っちゃった。

ぼくは中学が2期生だったからゆるい標準服(といっても一社の制服屋で結果みんな同じ)でゆるく過ごし、高校はそこしかイヤだと私服の公立高校を受けなんとかギリギリで受かって通った。私服の高校生活は快適でしたね。

でも「私服って毎日考えなきゃいけないから大変じゃん!」という人がけっこう居た。いやいや!それは「私服」になってないじゃん!と。今でもほとんど変わらない服装で、いくつかのシャツといくつかのズボンの組み合わせだけなので、その当時からなんの苦労もなかったけど、大変だと思っていた人たちはいったい何を望んでいたのだろうって思う。

制服って個性をなくす役目だよね、それってまさにリクルートスーツだと思う。今や企業側だって個性を求めてるのにあれ着ちゃったら没個性。第一印象で埋没しちゃうよね?苦肉の策が自由服の入社式???
けど若者らにはほんと、自由な服装で入社式出て欲しかったな。そこで文句言われたら即辞表出していいよ。その程度の会社なんだなって感じで。

やっぱ「自由でいいですよ」ってのに慣れてないのかな。
自由な服装でいてください。自由に働いてください。自由に生きてください。と言われても自由ってどうやればいいの?って矛盾に陥っちゃうんだよね、たぶん。自由ってなかなか真似できないからね。

件の自由な服装での入社式の記事で「大半はスーツ」ってやや批判的に書いてた風だけど、書いた記者さん!あなたは自由な服装で仕事できてるのかな?って思っちゃった。

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