見出し画像

猿橋観光は富士スバルライン経由で

 先日からちょっと気になっていた、日本三奇橋のひとつ「甲斐の猿橋」を観たいと思い、土曜日のライド計画を練っていたところ、チームメイトのNAOTOさんより「富士スバルラインにいきませんか?」とLINEでお誘い。
 「自走で行って、帰りは何処かから輪行しましょう」とのことで、帰路、猿橋観光を絡めていただくことを条件に、同行することにしました(笑)

 「他に誰かいれば」と、TK氏と塾長にもお声がけしたところ、塾長は、「距離を稼ぎたいので自走なら参加します」と、ご一緒することになりましたが、TK氏は「富士方面は走るけれど、どこかでお会いできれば」と、別行動するとのお返事(TK氏は、グループライドにはこの時期ちょっと慎重とのことでした)。

コース決め

 富士スバルラインまで、脚を残すコースはどれだろう、などと、3人でやりとりした結果、橋本集合で、道志みち〜山伏峠経由で富士スバルラインに向かうことに。20号から大月経由で冨士みちをひたすら登ってゆく、というコースも考えたのですが、帰りを猿橋にするため猿橋からの輪行を考慮し、あえての道志みちとなりました。
 帰り道は、猿橋に出るのに、私のリクエストで、行ったことがなかった鈴懸峠も通過してもらうことになりました。

 前夜定時で業務を終えて、明日の準備です。
履いていたタイヤがすでに8,000kmでゲージの穴も見えなくなっていたため、最近評判が良いgrand prix 5000に交換。
新タイヤのビートが硬くて30分ほどかかって交換(汗)

 今回も事前に補給食としておにぎりとパンを用意しました。

朝5時スタート

 前回塾長と待ち合わせた橋本駅前ローソン7時集合、ということで、5時前に自宅をスタート。
 人見街道あたりで日が昇ってきました。

 多摩境で塾長と遭遇し、橋本まで引いてもらいます。なんと塾長から「後輪タイヤの向きが違ってますよ」との指摘!昨日、タイヤをはめるのに悪戦苦闘していた時に、うっかり逆方向に嵌めていたらしい(涙)
 言われると気になるたちなので、コンビニで早速嵌め直し。塾長持参の工具のおかげであっさりと嵌め直すことができました! 

 間も無く、尾根幹を経由(さすがだ)でNAOTOさんも到着、定番の補給食「ミニアンパンセット」と」「即攻元気ゼリー」を購入し、いよいよスタートです。

橋本から山中湖へ

 津久井湖経由で三ケ木(みかげ)から道志みちに入っていきます。朝の日差しは若干滑らかで秋の気配を感じましたが、道志みちに入ると日陰がなく、日も高くなり始め気温が上がっていきます。

 8時半だというのにもう日差しがきつくて暑く、大渡水くみ場で給水と水浴びで休憩。

水を浴びたおかげで、少し涼しく走れるようになります。

 道志みちを走るときはいつも道の駅に立ち寄るのですが、時間も早いので通過して山中湖を目指します。

 山伏峠は海抜1,100m、次第に脚も削られてきます。気温も25度、日陰は涼しく感じます。

 9時40分に峠に到着、そのままトンネルを抜けて、山中湖まで一気に降ります。

相変わらず塾長はあっという間に見えなくなってしまいます。

 10時過ぎ、山中湖平野まで到着!予定していたよりも随分早く、平野の交差点のセブンイレブンで補給タイムです。

↑こちらはセブンイレブン前にあった「ゆいの広場『ひらり』」でトイレをお借りしました。

いざ、富士スバルラインへ

 さて、山中湖半のサイクリングロードで富士吉田方面に向かいます。

天気は良いのに、残念ながら富士山は雲の中で拝むことはできませんでした。

「五合目は曇ってるので寒いかも」などとおしゃべりしながら、富士スバルラインの料金所に向かいます。

この時点ですでに走行距離100km、獲得標高1,438m。

いつもならここでお昼を食べて、大月方面に降って帰るところですが、今回はここからが本番w

 料金所前の「富士ヒルクライム」スタート地点24km標識を確認し、料金所に到着。

お約束の料金所前で写真。

富士スバルラインは軽車両も200円の通行料がかかります。料金所のひと曰く今日は車よりも自転車だらけだよ、との情報。

まったりゆくスバルライン

11時05分、いよいよスタートです。

いつもならチームの記録会でここからタイムトライアルなのですが、今回は「サイクリング」ということで、3人で「ワースト記録チャレンジ」などと冗談を言いながら登っていきます。

ここに来るのは、3年前の嫌な経験をした富士ヒル以来でしたが、何回も登っているせいか、意外とコースや勾配を覚えていました。

走りながら、レース時のシュミレーションをします。

一合目までが意外と勾配がきついので、ここが頑張りポイント、とか、ここの側道が危ないなどと言いながら11時34分、一合目を通過します。

11時53分二合目通過、勾配も緩やかですが、流石に疲れてきており、淡々と登る時間も出てきました。

12時15分、三合目をすぎると、肌寒くなってきて、雲の中に突入していきます。

上から降ってくる人たちは皆マスクにウィンドブレーカーをきています。

前夜、ウィンドブレーカー持参しようと相談しておいてよかった様子。

大沢駐車場は、富士ヒルクライムでは応援団がいて、ちょっと気合を入れ直すところ、勾配も若干きつくなるポイントです。

この辺りから、ゴール手前フラット区間に入るまでが再び勾配がきつめになる区間で、富士ヒルの山岳スプリットもあるところです。 

12時45分、四合目通過。足が売り切れ状態の3人は、「四合目遠い!」「お腹が空いた!」「あとどのくらいで平坦区間なの?」などと言いながら、淡々と漕いで行きます。

平坦手前の最後の勾配10%区間を抜けて、ようやく平坦区間。レースではここでスプリントするのですが、今日はちょっと控えめに、、、と思ったら、塾長が一気に飛び出します。遅れちゃいけない、と思い、あわって後を追っかけますが、距離は縮まらず。NAOTOさんは、ハンガーノック状態だったらしく、マイペースで追ってきません。

五合目手前600m、フラットから最後の登りに変わる区間で塾長追いつき、追い越してゴール、大人気なかったw

料金所から2時間ちょっと、13時10分に五合目到着しました。過去の自分の記録が84分だったので、40分ほどのんびり目。というか、よくそんなタイムで走れていたなぁと過去の自分にびっくりでしたw

五合目の標識前で記念写真、と、おもったら、ハンガーノックのNAOTO氏が映り込んでました🤣

五合目はたくさんのローディたちで賑わっていて、あちこちにロードバイクだらけ。

外で立っていると汗が冷えてきて寒くなってきてお腹も空いているので、五合園レストハウスでランチをとることに。

 五合目は電気も水道もなく、毎日麓からタンクを運んできたり、ガスで発電したりしていることもあり、普通の醤油ラーメンでも1,000円と五合目価格らしい。

がっつり食べたくて、とんかつ定食(1,400円)を注文。
NAOTOさんはカツカレー(1,500円)を、塾長は山菜うどん(950円)を注文。
 客はほとんどいないのに、10分以上待たされます。
待っている間、換気のために窓が解放されていて、体はさらに冷えてきて、ようやく運ばれてきた料理を体を温めたいのと空腹を満たすため、みな無言でかっ込みます。

 もし、次回五合目でランチをとることがあったら、ここには来ないかなぁ、といった感じでした。

ここで登場⁈

ご飯を食べ終わり、トイレも有料なので、途中にある樹海台駐車場の無料トイレで待ち合わせすることにして、そそくさと五号目を後にします。ダウンヒルが得意な塾長はあっという間に消えていきました。

 降り始めると、なんと、下から登ってくるTK氏とこんなところで遭遇です😳
どうやら麓で昼食後登ってきたとのこと。後ほど合流できたら、と、すれ違いながら情報交換。

樹海台駐車場で待ち合わせ、トイレ休憩、樹海をバックに記念写真タイム。

塾長に素敵な写真を撮っていただきました!↓

 TK氏にはここからのコースをLINEし、下山、富士スバルラインを後にしました。

 富士吉田の街中を走る富士みちに出て、振り返ると、やっぱり富士山は雲の中。

結局拝めないまま富士吉田を後にします。

 大月方面に降って行くと、前方にTK氏の姿を発見。どうやら、我々がトイレ休憩やコンビニ立ち寄りをしている間に一気にスバルラインを降りてきたようです。そのまま合流して、16時、都留のいつものセブンイレブンで休憩。

この後のコースについて、TK氏は、塾長と私がいることで「激坂」に向かうのではないかと警戒(笑)、このまま雛鶴峠から帰ろうと思っていたらしく、鈴懸峠はそこまでではない、と知り、一緒に猿橋に向かうことに。

鈴懸峠へ

都留から猿橋方面にむかうと田園風景が広がっていました。

16時30分、鈴懸峠に差し掛かります。

標高720m、勾配8〜9%程度で、杉林の中を通る林道は趣があって、なかなか好みの峠道でした。

16時40分峠着。
猿橋には17時には到着できそうです。さて、いよいよ、私にとっての本日のメインイベント、「猿橋観光」です👏👏👏

 塾長は、本日の距離を200kmにのせるため「僕は、猿橋に向かわず、ちょっと距離を稼いできますのでのちほど合流しましょう」と言い残して、ダウンヒルで颯爽と消えていきます。

 残されたNAOTOさんとTK氏とともに猿橋方面にくだっていきます。反対側への下りはかなり長く、逆からも登ってみたい峠の一つになりました。

やっとついたよw「甲斐の猿橋」

さて、17時、20号に合流し、猿橋に到着。

入り口にはバイクラックが用意されてました。

流石に夕方、土産屋もしまっており、閑散としていましたが、西陽に照らされた猿橋を観光することができました。

↑ 観光用階段を降りたところから。。。

↑ 県道から渓谷を見下ろして。。。

 紅葉時期にくるとさらに素敵な風景が楽しめそうなので、また秋に来たいと思いました。

 猿橋を後に駅に向かおうと西の空を見たら、夕暮れ前の空がなんだか神秘的でした。ありがとう猿橋!

 猿橋駅前のセブンイレブンで塾長とも合流し、しばしの反省会おしゃべりをして時間調整、猿橋駅より17時58分発の電車で輪行帰宅となりました。

なんだかんだで、、、

走行距離200kmでしたが、今回も獲得標高3,000m超えとなりました。

8月は、Zwiftにソロライドに塾長とのロングライドにと、総走行距離1,080km、総獲得標高16,800mを達成しました。

この暑さにもかかわらず、いい歳して、頑張っちゃった8月でした。

追記

おろし立てのGP5000でしたが、後輪のサイドに傷が(涙)林道はやはり危険ですね。貫通していないようなので、とりあえず内側からタイヤブートで補強して、しばらく様子見です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?