16日 人を大事にする。

お父さんは病院からそのまま八幡の葬儀屋の安置室へ。毎日逢いにいける。
逢いに行くと、ただ寝ているようだ。今にも起きそう。少し半開きだった口も閉じている。少し微笑んでいるようにも思える。

お母さんはひとしきりお父さんに話をしている。
本当に好きだったんだなと感じる。子どもには見せない表情がある。2人の間の愛情をひしひしと感じる。美しさを感じる。

この日は母親と沢山色んな事話した。
お父さんの思い出や色々な事件など笑 初めて知る事実など沢山。写真見ながら。
素敵な親のところに生まれて来たんだと実感する。
幸せを感じる。

お互い思い出を話すことで、一つずつ一つずつ整理している。

父親の安置室のテーブルにはいつの間にかお花が添えられていたり、幼稚園の子どもたちからのメッセージが沢山あったり、本当に素敵な人生を送ってきていたんだって思う。人を大事にする。
本当に大切なものを大切にする人だった。

お父さんは本当に人を大切にしている。特に大事にしているのは家族、そしてご縁あった人たち。

その中でも特に大切にしていたのはお母さんの事だった。ここまで迷惑かけずに、そして死んだ後のことも考えてくれているとは知らなかった。お母さんの好きなようにさせてくれた。可愛くて仕方なかったんだ。愛おしくて仕方なかったんだ。ポロっという愚痴も可愛く見守っていたんだ。そう思えて仕方ない。

でも最期やり切れた事に幸せを感じてる。こんなに過ごせた事に幸せを感じてる。沢山プレゼント受けとった事を感じてる。父親の生き様を感じている。

本当に人を大事にしているところ。
人との輪を大事にしているところ。
絶対裏切らないところ。
家族を大事にする事を決めているところ。
特にお母さんの事を大事にしているところ。
そしてご縁した大切な人たちに幸せを感じているところ。

物静かな父親だったが、写真見ているといつも人がいる。いつも楽しそう。そして幸せそう。人が好きなんだな。

なんだかちょい上で見てくれてる様な気がしてならない。家族を微笑みながら見てくれているような。たまにお、大丈夫か?って心配そうな。見てくれてる。だからこそ父親に恥じないように生きる、そう思えて仕方ない。

そしてまた巡り合うっての本気で思ってたり。あ、また会うなって。慎太朗とそんな気がするね、いやそーとしてか思えないねって話してたり。多分記憶無いけど、あれ?なんか会ったことありますよね?って。

19日20日でお通夜、告別式だからそれまで出来るだけ逢いにいってお父さんと時間過ごす。
一先ず目の前に集中する。

まだまだ整理していくこと沢山ある。焦らずやっていく。

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