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タスク管理に飽きる問題をいかに解決するか

事業会社で新規事業のための、調査研究・開発の仕事をしてると、大敵になるのが「慣れ」というか「定例化」みたいな感覚です。

何を言ってるかというと、一つのプロジェクトのアイデアを起案して、一緒にやってくれる人を集めて、組織の中で承認プロセスを回して、活動する。
さらにその結果をまとめて、ステークホルダーに報告して次のプロジェクトに生かす。
といったことを通常3つか4つ平行して動かしていると、タスクが多いだけじゃなく、「今日何をしたらいいんだっけ?」とか「AとBとCのどれから手を付けるんだっけ。。。」とか、とにかく突発的な雑念が多くなります。

こういう突発的な雑念を解消するために、先人の知恵として「タスク管理」の手法を実際に実践するわけですが、これが自分にとっては曲者なわけです。
どういうことかというと「一つのタスク管理テクニックに飽きる」という事態が定期的にやってくるのです。より具体的には「タスク管理ツールに飽きる」という状況かもしれません。

このツールに飽きる問題が発生すると、とにかく厄介なのが、
「ツールに飽きる」⇒「ツールへの登録が雑になる」⇒「タスク管理がおざなりになる」⇒「タスクに抜け漏れが出始める」⇒「心理的不安が高まる」⇒「仕事へのやる気が落ちる」⇒「心理的に焦りだす」
という非常によろしくない心理状態が発生してきます。

そこで、個人的にやり始めたのが、
・複数のツールを定期的に乗り換える
・自分の理想と思う人物の仕事術のインタビューを見る
という二つです。

「飽き性なわりに凝り性」という面倒くさい性格なので、ツールがちゃんと管理できない状況が発生すると急にツールに対するモチベーションが下がってしまうので、その辺をうまく回避するために、ToDo管理ツールは常に乗り換える準備を怠りません。
さらに、一度ツールに飽きたとしても、「かっこいい使い方」や「同じツールをかっこよく使ってる様子」を知ることによって、ツールへのモチベーションを都合よく復活させることができることも、最近学習しました。

個人的な感覚として「タスク管理は飽きるもの」という感覚を理解していて、完璧にできる必要はない。という風に割り切ってしまうのがいいと思います。
ツールの使い方に振り回されて、自分が本来提供するべき価値を下げてしまったら元も子もありません。
ぜひ皆さんは道具は使うもの。と割り切ったうえで、正しく道具と向き合っていただければと思います。

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