忘れられない映画おじさん


こんにちは。がんこちゃんです。


20代の頃、新宿の飲食店でアルバイトしていました。

ほぼ毎週土曜に来店するメガネをかけた50代中頃のひょろっとしたおじさん。

その名も映画おじさん。

そのままです。私が心の中だけで命名しました。

毎週来てくれていて、なんとなく世間話などしていると、大の映画好きのようで、土日は朝から夜までぶっ通しで映画を観ているとのこと。


新宿にはミニシアターも多いので、きっと私の知らないようなニッチな作品から大衆作品まで、いろんな映画を観ていたみたいです。


いろいろと面白い作品を教えてもらっていたのですが、

おじさんとの会話で印象的だったのが、

「映画を観ると、自分以外の人生を疑似体験できるのがいいんだ。」


と言っていたことです。そういう見方で映画を観てるんだ〜と若かりりし頃の私には新鮮でした。  


たまに、ヒューマンドラマとかで登場人物に入り込んで鑑賞していると、ふと映画おじさんを想い出します。


今は映画館行けないけど、元気にしてるかな。








残り少ない時間を、楽しく幸せに。少しでも誰かのお役に立てたらよいなぁと思っています。サポートが励みになり、さらにがんばれます!