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我、文学フリマに出店せんと欲す(#シロクマ文芸部)

 始まりは2024年2月25日のこと。
 文学フリマ広島会場に足を踏み入れた瞬間から始まった。
 
 この催しはなんだ!
 お祭りか?
 有名アーティストが集まるフェスティバルか何かか?

  
 そんな疑問が頭によぎるほどに、参加者たちの(静かなる)熱気あふれるエネルギーを全身に浴びて、しばし眩暈を覚えるほどにやられてしまった!
 この中に入ってみたい。更に言うとこの世界の住人になりたい。
 
 ただこの願望も己の実力があればこそで、私は自分の力量を良く知っている。きっと目標を持って始めたとしても途中で飽きちゃうかも?
 その前に、自分の思うような創作が出来ずに行き詰まり投げ出してしまうかも?
 知識も足りない。よしんば作品を書き上げることが出来たとしても、どうやって製本するんだ?印刷所はどこを選べばいい?
 何より誰が買ってくれるんだ?知名度ゼロの一般の主婦が、文フリのブースに座っていても、立ち止まってくれる人がいるだろうか?
 昭和生まれでアナログレベルの主婦が太刀打ちできるだろうか?
 後ろ向きな辞める理由はいくらでも頭に浮かぶ。だって自信なんてないんだもの。

 でも、待てよ。
 私と同世代の人たちだって文学フリマ広島会場にたくさん集っていたではないか!その人たちは今や百戦錬磨の手練れかも知れないが、初めての経験を経て文学フリマのブースに座っていたに違いない。
 その先人たちに教えを乞い、見習い、失敗を重ねながらやっていくうちに、何とかなるんじゃなかろうか?!
 お得意の成り行き任せでエンジンを吹かせてみる。途中でガス欠になるかもね。ナビがうまく働かず辿り着けないかもよ。でもその努力だけはここnoteに記すことはできる。

 先日、何度もコミケに出店した経験がある長男に「文学フリマに出店しようと思っているんだよね」と打ち明けてみた。あわよくば手伝って欲しいという私の下心を見抜いたのか「良いんじゃない、失敗しながらやってみなよ」と、突き放されてしまった。(ただ京都会場に参加することがあれば、売り子は手伝ってくれるらしい。)
 まずは小説を書き上げることに専念して、その先の事はまた後から考えることにする。
 ということで、暫くはここnoteの更新頻度が少なくなると思います。
 文学フリマへの道が調子良く進んでいたら、構って欲しくて顔を出す可能性は大。我が家の猫たちの元気な姿も、時々はUPしますので、よろしくお願いします。


 シロクマ文芸部さんの企画に参加させていただくようになって、物語を書くことに触れることが出来ました。ありがとうございます。
 これからも時々は参加させていただきます。
 よろしくお願いします。

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