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実は知らない人が多い?うつ病の症状

みなさんが知っているうつ病の症状は
こられではないでしょうか?

・気分が沈む(落ち込む)
・趣味が楽しめない(楽しくない)
・意欲が出ない、低下する
・死にたいと思う

でもみなさん1回は思ったことありませんか?

・気分が沈んでやる気が出ないことはよくある
・趣味を楽しめない時はある
・死にたいと思うことは何度もある

こういったことから
「じゃあ自分もうつ病になるじゃん」

そこから
『うつ病は甘え』
と思われることが多いのです。

「うつ病は甘え」ってなんで思われるの?

「うつ病は甘え」と思われる理由を細かく
解説していこうと思います。

理由①

うつ病の症状の例えが身近すぎることが
大きいと思います。


先ほど例えた「気分が沈む」「趣味が楽しめない」
など身近にありすぎますよね。

確かにわかりやすくしないと
理解されないことが多いです。
なのでどうしても身近なことで例えてしまい
その結果「甘え」と認識されてしまうのではないでしょうか。

これは味論ですが
理解に必要なのは「共感」だけでなく
「正しい知識」も重要だと思います。

理由②

うつ病に関する情報が閉鎖的なのも
理由の一つだと私は思います。

実を言うと
最初にお伝えしたうつ病の症状は
「うつ病の症状」ではなく
「連鎖的に起こる症状」
となります。

例えば
「がん患者」と聞くと
「髪が抜ける、帽子をかぶっている」
姿が想像できると思います。

でも「がんになると毛が抜ける」ではなく
「抗がん剤によって毛が抜ける」という
「連鎖的」なものですよね。

うつ病も一緒なんです。

じゃあ本当の症状は?と思って
調べてみてもなかなか出てこないのです。

「うつ病の症状」ではなく
「三大妄想」などと調べないと
出てこないのです。

こういった閉鎖的なことから理解されず
いつまでたっても
「うつ病=甘え」
になってしまいますよね。

そこから
「もう理解されなくていいや」
と思う方が多くなり
「どうやって理解すればいいかわからない」
と家族やパートナーもお手上げになるのです。

なので次はほとんどのみなさんが知らない
うつ病の症状をお話ししようと思います。

実は知られてないうつ病の症状3個

その1:微小妄想「罪業妄想」(ざいぎょうもうそう)

罪業妄想とは
「過去の些細な行動に固執してしまい
罪なのではないかと自分を追い詰めてしまう」
と考えてしまう症状のことです。

よくドラマや漫画などで
「生まれてごめんなさい」
「死ねなくてごめんなさい」
と言うセリフを聞きますよね。
すごく極端にすればこう言う感じです。

ですがこれは重症化しすぎた時です。
(こう言う時はすでに入院してます)

それ以前の時は
「過去に〇〇したから今しんどいのかな」
「過去に〇〇したからバチが当たったのかな」

と第三者からすればなんの繋がりのない
行動が原因でいけないことをしたのではないかと
自分を責めてしまいます。

そうしていると次のような考えに辿り着きます。

その2:「死にたい」ではなく「死ぬことが答え」


よくうつ病の症状と聞くと100%と言っていいほど
「死にたい」が出て来ると思いますが
正確に言うと
「死なないといけない」と言う感覚です。
多くの場合
「生きてても死んでもお金がかかる。
だったら死んだ方が安くつくし周りも楽だよね。
なら死んだ方がいい。死なないといけない」

と考えてしまいます。

そしてそこから考えが動きません。
そこから常に「死」を意識して執着しながら
食事などの日常を過ごすのです。

そうしたら当然以下のようになりますよね。

その3:人と会話してる途中にわからなくなる

うつ病は「気分障害」ですが
慢性的なストレスにより脳に支障が出てしまう病気です。

なので当然脳は当たり前に動くわけがありません。

そんな時に「死ななきゃいけない」
「どうやって迷惑やお金をかけずに死ねるんだろう」

と考えてたら
これも当然ですよね。
会話ができるわけがなんです。

なので「あれ?自分今何言ってた?」とか
「ごめん。なんの話してたっけ?」
と言うことが多くあり
相手からすると
「何聴いてたの?」となります。

以上がうつ病によくある3個の症状です。

あなたの想像と合ってました?

どうでしたか?

「微小妄想」とか「罪業妄想」「気分障害」「脳の病気」
どれもうつ病の概念とつながりそうにない言葉ですよね。

初めて聞いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

うつ病はストレスと深く関係していて
数値化が難しく科学的な証拠や情報が少なく
どうしても
「思い込み」
「甘え」

と言われてしまいます。

私も含め、先ほどの3つの症状、それ以上の症状に
苦しめられているのも確かな事実なのです。

さいごに

ここまで読んでくださったのは
きっとあなたが誰かのために理解したいと言う
気持ちがあるからなのだと思います。

その「理解しよう」と言う気持ちは
必ず誰かに届くはずです。

いつでも見返せるようにいいねをしてみてください。

私はうつ病の他にも
発達障害や適応障害など
悩みを抱えている方へ支える記事や理解を深める記事を
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