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【MBAC】MELTY BLOOD Act Cadenza Ver.B2 を振り返る

1. 昔やってたゲームの話

新作が出るということで懐かしさからB2の動画など見てたんですがこのゲームなんかめっちゃバランスいいですね。こんなまともなゲームだったっけ。

驚くことに闘劇壇上に全キャラいます。知らない人には特にピンと来ないかもしれませんがこれはまぁまぁすごいことです。

08年当時のメルブラ界隈は後のプロゲーマー達が幾人もしのぎを削り合うハイレベルな環境でした。予選の青切符獲得の難易度は困難を極め、「キャラ愛で使ってます」みたいな白痴の寝言が通じる世界ではなかったわけです。

そんなB2のバランスを支えていたのは何かといえば偏にシールド、1F空投げ、シールドバンカー、バカキャンといった共通システムの強さでしょう。3rdのブロッキング、EFZのリコイル、セイヴァーのAGなど、弱キャラにも一定の人権が与えられているゲームは例外なく防御システムが強いものです。

特にバカキャンは攻め偏重のゲーム性に対するカウンターとして画期的なバグでした。性能以上に「存在自体がワンパな固めへの抑止力になっている」という点で秀逸だったと思います。




2. やらなかった続編の話

ちなみに続編のMBAA・MBAACCはというと私はスタイル制でキャラ数が実質3倍(現在31x3=93キャラいる)になった時点で一切の興味を失くしていたので全く触ってません。AA以降メルブラが過疎ってったのは正直これが全てだったんじゃないですかね。間口が狭くなりすぎました。

私のように元々B2をやっていたにも関わらず入り口で引き返すような層が一定数いるぐらいですから、何の予備知識もない他ゲー勢が途中参入してくる余地など実際皆無でしょう。面白さとは無関係のところで最初から致命傷を負っていたように思います。

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それはそれとして、流れでAACCの動画も初めて見てみたんですがこのゲームB2の民目線で見ると全体的にコンボが冗長でテンポ悪いですね。

特にさつきのコンボが長いのが見てて一番違和感あります。

強そうだし使ってる人は楽しいんだろうなというのも分かるんですが、一方で「さっさと空投げで〆て次で殺す」という分かりやすい特徴が薄まり没個性的になっているようにも感じました。アッパー調整はキャラがなんでも出来るようになる反面、こういった負の個性まで消してしまうのが嫌いです。小パンが入った瞬間10秒飛ばしてもまだ起き攻めが始まってませんでした。

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逆に見た範囲でよさげな調整に見えたのはワラキアと白レンですかね。強い弱いは置いといてB2よりは面白そうでした。ネロも(やり過ぎてるけど)使い道のなかった立ちCと幻想種に用途を与えようとするその姿勢は好きです。

B2のネロは相性不利の上位キャラを相手に端まで運んでも殺しきれる確定起き攻めを持ってないあたりに今ひとつ中堅層から抜け出せない原因みたいなところがあったんですが、出来たら出来たでこうなるんだなというのがAACCを見てるとよく分かります。あの溜め立ちCはいかんでしょう。

オプーナちゃんは生まれつき心臓が弱く 一カ月以内に心臓移植が必要です しかし移植には100万×7140円という莫大な費用がかかります オプーナちゃんを救うためにどうか協力をよろしくお願いします