頑張らなくて良い環境づくりを
日経新聞の調査で、出産に意欲を持つ方は7割で。初産の理想は27.7歳という調査結果が報道されていました。
令和入社の女性社員1000人調査に調査したという内容です。
回答内容を見ると、少しずつリプロダクティブヘルスライツが浸透してきているような気もします。
ただ、システムと人の認識というのはズレが常にあるものです。
妊娠・出産・子育てを夫婦で!
というのは理想的には素晴らしいことではあるけれど、
世代間の認識は違うもので、まだまだ実際の現場では女性の負担が大きいというのが実情ではないでしょうか。
実際、僕も妻が妊娠した時に言われたのは
「おちももっと頑張らないとな!」
でした。
そしてこれは今でもあまり変わらないだろうという実感があります。
なぜ子どもができたら、大人がひたすらに頑張らないといけないのか。
ただでさえ、育児もあれば、家事もある、夫婦の関係を作るのだって、
勝手にできるものではなく、そこにはいくつものアクションが埋め込まれています。
だから、これからは、もっともっと頑張らなくてよい環境づくりがこれから必要なんだと思います。
育児に集中して良い環境づくりかもしれないし、
育児や家事をアウトソーシングしていく環境づくりかもしれない。
平成から令和になり、コロナもあってはっきりしてきたことは、
企業(職場)は一生の場ではないということ。
(能力があれば、)転職する場はたくさんある。
夫婦関係も、1/3が離婚するとは言うけれど、子とのつながりは一生モノ。
だけど、現実的に生きていくためには仕事も必要で・・・
というのがこの調査が映し出した結果だろうと思います。
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