ミイラ取りがミイラになった後は
くだらなさすぎて面白い(≧▽≦)
私と息子の性格はよく似ている。
全く反対の所も勿論あるが、本質は殆ど一緒だ。
まあ私が産んだのだから当たり前でもあるが。
「ミイラ取りがミイラになる」
ということわざは、私達の為にあるような言葉だ。
息子は小さい時から広告や雑誌を見ると
「この中から3個くれるとしたらどれ選ぶ？」
みたいな事を聞く事が多かった。
「え、これくれるなら？ え～ちょっと待って、真剣に考えるわ」
と私もすぐに乗っかるタイプである。
考えた後、一番をせーので指さそう！
「せーの」
「これ！」
偶然だがいつも同じ物を指さしていた。
それからは何故それがいいとか、これが2番になった理由などを言い合い盛り上がる(≧▽≦)
それはどんなシチュエーションの時もやって来る。
ある日息子がTシャツ姿で登場。
「このTシャツ短くね？」
「う～ん、微妙やな。わざと短い丈を着てるようにも見えるけど、あと1センチ短かったらただ縮んだTシャツ来てるように見えるかも」
「やっぱり！ ちょっと待ってな」
そう言うとそれからはタンスをひっくり返し、とっかえひっかえ着替えて登場する。
「あーそれいいわ！ 色味がいいよな」
「じゃあこれは？2年前に買ったやつ」
「お～それもいいね～」
もう止まらない。
明日学校なのにこんな夜遅く。。
と少しは頭をよぎるが、このテンションを下げるにはかなりの時間を要する。
レストランに行っても
「このページで一番食べたい物言おう」
「決まった、せーの、これ！」
やっぱり同じだ😊
そんな事で盛り上がるので注文するのがいつも遅くなる^^;
くだらない事って意外に面白いのよね(^^♪
ミイラ取り最強の1番を思い出した！
昔私がどこかで買って来た木彫りのニワトリがあった。
いつもはどこかに座らせていたのだが、ある日息子が何かのテレビの影響だったか忘れたが、うちにも守り神がほしいからこいつを今日から守り神にしようと言い出したのだ。
私はすぐにのった！！
それなら名前を付けないといけないという事になり、その事が見事に蟻地獄へ落ちる事となる。
テーブルに座らせたニワトリを前に
「ジョンは？」私が言うと
「犬みたいじゃね？」
「ケンは？」息子が言うと
「ケンって顔じゃないわー」
そんな会話が延々と続いた。
立ちっぱなしで足も疲れ、夜中の12時を過ぎている。
たまに通り過ぎる娘はただ呆れている。
もう2時間は過ぎているからだ。
でもここまでくれば止められない！
名前が決まるまでは寝られないのだ💦💦
そして二人とも疲労困憊し、最後に息子が
「まさおは？」
「いい、いい、まさおにしよう」
結局顔にも似合わずニワトリと何の関係もない名前になったが、これでようやく寝れるのだ🌟🌟🌟
そんな訳でその日からうちの守り神は「まさお」になった。
ほんとにどうでもいい話だ。
娘が高校を卒業後、専門学校へ行き一人暮らしを始めた為、息子と2人だった時もくだらない話題が多かった。
ある日廊下に段ボールがあった。
多分通販で買った何かの箱だろうが通路の真ん中にあって邪魔になる。
でもお互いそれをまたいで歩く。
結構な大きさなのでほんとに邪魔だ。
でも二人とも除けない。
息子が「これずっとあるな～」と言う。
「ほんとほんと、邪魔やな」と私。
「いつ無くなるんかな」と息子。
「楽しみやな～」と私。
それから1か月くらいはあったと思うが、息子の友達が遊びに来たりしていたので気が付けばいつの間にか無くなっていた😊
天然の息子と楽しい事大好きな私。
息子だから可愛いとかいう感情はあまりない。
例えるなら、田んぼの中に作った秘密基地でコソコソ次の遊びを計画してるような一体感と終わりのない楽しさを瞬間に作り出す有志といった感じ！
久しぶりに思い出した「守り神」という言葉！
結局、神社のお札であろうが石であろうがぬいぐるみであろうが、そこにあるだけで守られていると感じる物や、癒しを与えてくれるグッズが身の回りにあるだけで運気は上がるのだ😊
私がうちにあるぬいぐるみと観葉植物に名前を付けているのもその理由の一つだ。
名前を付けただけなのに、何故か話しかけたり大事に思ったりする自分がいるし、向こうも私の事を想ってくれてる気がする💛
この思考は自分を幸せにするアイテムの一つだ！
私は私を幸せにするのが上手い。
次に息子に会った時は「まさお」の話で盛り上がろう(≧▽≦)
「イワシの頭も信心から」ということわざがある。
どんなに価値のないつまらないものであっても、信じる人にとっては価値があること。
はい、まさにその通り！！
世の中の価値は自分で決めるのだ🌟🌟🌟
ということでまた明日🙌