キャッシュレス納付 いろいろ種類があり便利になってます。
おはようございます、皆様と一緒に成長していく公認会計士・税理士のガッツです。
昨日の記事で、当局の関心事の一つとして、「キャッシュレス納付の普及」があると書きました。
そもそもキャッシュレス納付って何なのか?を触れています。
1.キャッシュレス納付とは?
今までの税金納付は、納付書を使って「現金」で納付という形が主なやり方でした。
反対に、納付書で現金で納付ではなく、クレジットカードや銀行口座から、現金を介さずに税金納付するのが、キャッシュレス納付になります。
2.キャッシュレス納付にはどんなものがあるのか?
4種類あります。
①ダイレクト納付
→e-Tax(国税電子申告・納税システム)により申告書等を提出した後、納税者ご自身名義の預貯金口座から、即時又は指定した期日に、口座引落しにより国税を電子納付する手続
②インターネットバンキング
→インターネットバンキングやATM等により国税を電子納付する手続です。利用に当たっては、事前に税務署へe-Tax(国税電子申告・納税システム)の利用開始手続を行う必要がある
③クレジットカード納付
→インターネット上でのクレジットカード支払の機能を利用して、国税庁長官が指定した納付受託者(トヨタファイナンス株式会社)へ、国税の納付の立替払いを委託することにより国税を納付する手続
④振替納税
→納税者ご自身名義の預貯金口座からの口座引落しにより、国税を納付する手続
国税の紹介ページなので4つ紹介されていますが、住民税や固定資産税などの地方税はPayPayで納付できたりもしますね。
3.キャッシュレス納付の特徴
キャッシュレス納付にはいろいろありますが、どれで納付しても納付は納付です。納付したことに違いはないです。現金そのもののやり取りはないです。
①と④の違い⇒口座をあらかじめ登録申請することは一緒ですが、①は申告と同時に納付日を定め定めた納付日に引落しされる(即納付の可能)一方で、④は所定の納付日が決まっている違いがあります。
③のみ→クレジットカードの手数料がかかります。他はかかりません。
④のみ→他の方法はほぼ全部の税目可能ですが、④は所得税と消費税に限られるなど税目が限られます。
②→インターネットバンクの開設がいります(そもそも、キャッシュレス納付しようとする人はインターネットバンク開設していると思いますが)。
4.キャッシュレス納付を利用した感想
僕も現金納付ではなく、キャッシュレス納付派です。
国税はダイレクト納付で行っています。地方税はPayPayを利用して納付しています。
etaxで申告して、ダイレクト納付すれば即納付できますからすごく便利です。
現金納付だと、納付書をもらったり、納付書をもって銀行に行くとかしないければなりませんが、ダイレクト納付だと家のみでできます。
僕自身使ってて便利と思いますので、利用したことがない方は食わず嫌いするのではなく、ぜひ利用してはいかがでしょうか。