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【読書レビュー】フラワー・オブ・ライフ第1巻/ドランヴァロ・メルキゼデク

わたしは不思議な話が子どもの頃から大好き。
いわゆるオカルト的なことが大好き。
UFOや宇宙人の話、
最近のニュースに乗っかったところでいうと、
タイタニックの話とか。
今回のタイタニックを探索する潜水艦の事故は
17年前のアメリカのアニメ
『ザ・シンプソンズ」で予言されていたと話題のようですが、
実は1912年のタイタニック号沈没事件も、
その14年前にアメリカ人の書いた小説に描かれていて
乗客の人数など細部に渡って激似だったそうなんですね。
不思議ですねー
ゾクゾクしますねー
こういうお話が、子どもの頃から
わたしは大好物だったのです。

で、わたし、そのまんま大人になりまして。
そして、今ではもっと拗らせていましてね。
ある時、YouTubeで
ギリシャ彫刻、あのダビデの像とかの
大理石の彫刻あるじゃないですか。
あれね、真っ白で不自然じゃないです?
わたし達、大理石の壁とか床とか
古い百貨店とかで見ることあるでしょ?
あんな真っ白じゃないですよね。
ちょっとヒビみたいなのあったり、
マーブル模様が入っていたりしますよね。
そして、あんなに写実的なのに
精器が小さいですよね。
西洋人なのにさ。
あれは、今でいう3Dプリンタの技術で作ったものだ。
地球外からもたらされた技術だ。
そして、モデルの人たちは
わたし達と同じ人間ではない。
なんて解説してる動画を観まして。
それ以来、エジプトなどにある
巨大な彫刻は実は原寸大なのでは、とか
いわゆる教科書で習うような遺跡や美術を
違った眼で見ている情報にたくさん触れてきました。
今では、この地球には
五メートルを超えるような巨人がいたことや
人類の起源は霊長類と宇宙人の精液と粘土から作られた
奴隷だったとわたしは本気で思っています。
だいぶん危ないですね(笑)
でも、強大な権力やカリスマ性を持つ人に対して
あまりに多くの人々が無思考に無抵抗に
ただ言われるがままに動いてきた人類の歴史を見ると
わたしにはとても納得がいくのです。
この奴隷根性からの解放が
わたしが生涯追及したいテーマのひとつです。

さて、こうした怪しげな情報に
長年触れてきたわたしですが、
どれもこれも断片的な情報でした。
ここにきてようやく
ちゃんとまとまった書籍に出会えました。
とんでもオカルトと扱われがちな事柄を
著者が可能な限り科学的論理的に
解説しようと試みている本です。

ただね、わたし、図形や数字が苦手なんですよー
九九を覚えるのも苦労したんです。
だから、この本を読むのも苦労しました。
こちらB5サイズという大判で
写真や図解がたっぷりございます。
黄金比率とかそういう話も出てくるわけです。
100%文系タイプなわたしには
読み通すのにひと苦労でした(汗)

ただ、訳者の方も同じタイプだそうで、
その分丁寧に訳されているのではとも感じました。
人は誰しもある程度脳の使い方に偏りがありますが、
本書を最初から終わりまで読み通すことで
そのバランスが整うようになっている本なのだそうです。
わたしもヨガ行者の端くれ。
苦手なことや不得意なこと、普段しないことを
たまには行うことでバランスが取れるのは
よくわかります。

というわけで、わたしのように
この世界の不思議や秘密が大好きな方、
あるいはレオナルド・ダ・ヴィンチの
円の中に腕を広げた男性が
描かれている絵に魅かれる方には
オススメの本です。

人類に長く伝わっているシンボルマークや図形には
それぞれ隠された意味や力があります。
そういうものの究極が
タイトルのフラワー・オブ・ライフです。
日本の麻の図案に似ています。
こういう図案を見て立体的に感じられる人には
この本はすごくおもしろい体験になるかもしれません。
わたしにはそのセンスが全くなかったですけど(笑)

こちらは1巻で、2巻もあります。
わたしはこれから読むところですが、
実践編となっている模様です。

読書は筋トレとかマラソンに似ています。
先のことを考えすぎると苦しいけど、
1ページずつコツコツと読み進めれば
いつかは必ず終わりに辿り着けます。
そして必ずなにかしらの力がつきます。
常識や本に書いてあることを(本書も含め)
ただそのまま鵜呑みにするのではなく
かといって頭ごなしに否定するのでもなく
違った視点に触れてみるという
柔軟な気持ちで読んでみると
思考や心のストレッチにもなりますよ。

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