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気分で選んだ本を読んでみませんか?

 こんにちは、ジジです。

 前回、読みたい本がないときは自分の読んだ本から再読してみてはどうでしょうと提案した記事を書いてみました。

 図書館で本を借りて読むと経済的だろうなと思うのですが、図書館行ってる時間がないとか、本はまっさらで読みたいとか、人の手あかがついた本を読むのはちょっと…とかいろいろ思うところがあると思います。

 私は図書館の本は書き込めないので図書館で本を借りることがなく、読書は専ら書店で購入。財布が軽くなって仕方がないです(笑)

 図書館に行けばコストをかけずにじっくりと本を選んで読むことができるのに購入するとなると、最近は本の価格も騰がってていて、以前以上に購入することを吟味してしまう。

  それでも、私は書店に足を運んでその日の気分で何となく気になった本を読むということをここ1年実践して、読書ペースが落ちていないので、気分で本を選んで読むということを記事にしてみたいと思います。

①2022年、店頭でジャケ買いした本

 さて、せっかくなので、私が去年、店頭で気分だけで選んだタイトルを見てみましょう。

『ラブカは静かに弓を持つ』(安壇 美緒 著)

https://amzn.to/3OMtK1I

『わたしはあなたの涙になりたい』(四季 大雅 著)

https://amzn.to/45ymYn4

・『汝、星の如く』(凪良 ゆう 著)

https://amzn.to/3LbOizZ

『方舟』(夕木 春央 著)

https://amzn.to/3KOuiTF

『宙ごはん』(町田 そのこ 著)

https://amzn.to/3qMJvh4

実は、全作家さん、初読み作品でした。

もちろん、凪良ゆう先生、町田その子先生は有名でタイトルとか名前は知ってはいましたけど、読む機会がなかったという…

でも、上記の作品、たまたまですが、2023年本屋大賞にノミネートされた作品で、大賞作品と2位作品もあるという良作揃い。

ただ、これらが外れなかったのは運なのではないですか?というかもしれませんが、賞を受賞するような作品であるのは多分運でしょうが、実は私が上記の本に惹かれたのはそれ相応に理由があったなと思いました。

 そして、これが書店でなぜか気になった本は買っておけという理由につながります。

②書店員さんが売りたい本を買っていた

 まず、書店で積んでいた本で気になる本を見つけるということですが、実はそんなに難しくはないです。

 なぜなら、書店員さんが売りたい本を売りたい場所に置いているからです。

 書店員さんが売りたい本というのは、もちろん有名作家の新作だから売れるだろうという注目されている作品、作家や出版者側から営業により目立つところに置いておきたい本、あとは書店員さんが読んでオススメしたい本が目立つところに置かれているはずです。

 要するに仕入れた本が多いものが何冊も積まれて置かれている状況だということ。

 大体の場合、話題作、あるいは話題作になる本は見えるところにあることが多く、私も①であげた本は全て書店の目につきやすいところに置かれていたという共通点があります。

 結局、目につきやすい本が選びやすいということですね。

③読みたい時が読み頃

 ただ、話題作だからと言って、じゃあ、読みたい本もないのに、その本を読んで面白いのか?というと、大抵、そう感じないのが読書の面白いところです。

 私も過去に記事にしたことがありますが、読みたい本がないからといって話題作だからとりあえず買って帰って読んでみたものの、全く面白く感じなくて、読み進めるのに時間がかかったとか、或いはそのまま開くこともなく積んでしまったとかあると思います。

 私も話題作だから、推してる作家さんの新作だからと言って、とりあえず発売したら買って、あとで読もうと何年も放置して文庫化したなんてこともありますから、本当に読んでみようかなとその時思わないと、本って読むことはないなと思います。

 結局、その時読みたい本を読むということが読書を毎日続けていくことなんだなと感じた私は、それこそ、読んだこともない作家さんであったり、読んだこともないジャンルであったり、まして表紙が気になった、好みというだけで買って読む方が、読書の幅が広がって良いなと思うようになりました。

 好きなジャンル、好きな作家にかかわらず、結局読みたい時に本は読まないとその本を読む気にはほとんどなれないということです。

④気楽に本を選んでみよう

 ということで、私が今回一番言いたいのは、好きな作家、ジャンルなんかもはや関係なく、なんとなく読んでみようと思う本を気楽に読むということです。

 そいういう本を買うとお金がかかるし、ハズレ引くんじゃないか?と思うかもしれませんが、恐れることはございません。

 話題作だって、あなたの好きな作家の新刊だって、あなたの好きなジャンルの本だって毎回私やあなたに合うわけじゃないので。

 むしろ、新たな出会いや発見があるのは普段読まない作家さんであったり、普段読まないジャンルの作品を読んだ時です。

 そして、そういう作品に触れればまた新たな本を読む視野を得たり、いつも読んでいる好きなジャンルの本を新鮮な気持ちで読めたりするので。

 前回は読みたい本がなくなった時は過去の作品を再読するのも良いですよと言いましたが、直感で読んでみたいなと思った作品を読んでみるというのも私は良いのではないかと思います。

 では、皆さま良い読書ライフを。

 

 


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