見出し画像

面接官として意識していること(面接のコツ)

第6回目は、自身が面接官(主に1次選考、時々最終選考)として意識していることを書かせていただき、面接のコツが少しでもお伝えできればと思います。
約1年前から面接官として判断する立場になったのですが、気付きもたくさん得ましたので、シェアしていきます。
面接官に最近抜擢された方や、既にやっているけどちょっと悩んでいるという方に是非読んでいただきたい内容です。

目次

  1. 私の面接官としてのスタンス

  2. 面接で聞く流れ(質問集)

  3. 面接官としての心構え

  4. まとめ

1.私の面接官としてのスタンス

まず私のスタンスとしては「お互いが対等な立場であり、相互理解につながること」です。
ゴールは、お互いに意向が上がっていき、面接官・求職者双方が「一緒に働きたい」となることが理想だと思っています。

面接の流れですが、必ず「自己紹介からするようにしています」
流れとしては、下記で進めています。

【面接の流れ】
①自分の名前
②前職~現職までどんな業務をしていたかのサマリ
③現職における立ち位置
④本日の流れとゴール設定

上記を1分程度で話すようにしています。
私も転職活動で面接を受けさせていただいたり、えーじゃんと行で面接同席を現在100以上は経験しましたが、良い面接だなと感じるのは、
お互いが対等な関係であり、深い部分までお互いが開示出来ている状態です。

スキル部分はある程度、職務経歴書で把握できると思いますので、
その内容が本人の口から聞いて納得感があるかどうか、
その時の感情や、どういう意思決定をしてきたのかを詳しく聞いています。

特に私が重視しているのが、求職者の方が「どういった意思決定をされてきたかです」
大きなポイントですと、
①その大学を選んだか
②1社目に就職したのか
③その会社を転職しようと思ったか
④なぜ次の会社を選んだのか
…人によっては社数が多くなるので、駆け足になることがあるのですが、なるべき聞くようにしています。
理由としては、意思決定のポイントを聞いていくと、その人の「大事にしていること」や「価値観」が見出せるので、現職とのマッチ度が図れます。

2.面接で聞く流れ(質問集)

出は実際どんなことを聞いているの?と相談されることがあるので私のテンプレを公開したいと思います!!
(たいしたものではない一般的な内容なので、ご了承ください笑)

◆自己紹介(1分で程度)
◆大学or専門学校(最終学歴)を選んだ経緯
◆1社目を選んだ経緯~現在までのキャリアに関して
◆成功体験【仕事での成果、またその要因(なぜ成功できたのか)】
◆失敗体験【今までの仕事で苦労したこと、またその克服方法】
◆転職のきっかけは(今回叶えたいことは)
◆なぜ弊社を受けていただいたのか
◆今後のキャリアプランは(どんなビジネスパーソンになりたいか)
◆入社するとしたらどのような事で貢献できると思うか
◆会社選びの基準はありますか
◆人からどういう人だと言われることが多いか(自分の強み/弱み)
◆仕事をする上(生きていく上)で大事にしていることはありますか

上記のような流れで聞くようにしています。
自分自身のキラー質問としては
「入社するとしたらどのような事で貢献できると思うか」
→自分の今あるスキル理解と、今受けている職務内容を理解してつなげることが出来るかどうか
「人からどういう人だと言われることが多いか(自分の強み/弱み)」
→人からの見られ方(それを自覚しているか)で強み弱みを言語化できるかが決まると思っています。

3.面接官としての心構え

前提として、下記を理解しておくべきで、「面接の印象」がとても大事だということです。

↑面接の中で意向は上下します

次に面接官の捉え方と、面接のゴール設定です。

↑面接のこれから
↑面接の目的

転職理由のストーリーの引き出し方について。

↑候補者のストーリーが大事です

4.まとめ

細かく記載するともっとあるのですが、この辺で締めさせていただきます。

現在は圧迫面接などは言語道断で、求職者側も選べる立場になっています。
面接官は「求職者を選別してやろう」という考えは捨てていただき、選ばれる立場ということも忘れずにいる必要があります。

面接を受けたことがある方はイメージが湧くと思いますが、面接は緊張するものですので、ぜひリラックスした雰囲気を作ってあげてください。
(面接官自身も緊張すると思いますが、それはなるべく見せずにいきましょう)

今後、下記のような「AI面接」なども出てくると思いますが、
人と人とのやり取りがメインである以上、面接は重要だと思いますので、
この情報が参考になれば幸いです。
https://shain-ai.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?