#15 ワーケーションの悩みごと
ワーケーションとは
昨年仲良くなった仲間たちの影響で知ることとなった「ワーケーション」。
「ワーク」と「バケーション」を合わせた造語で、オフィスを離れてバケーションで息抜きをしながら、仕事に取り組むという働き方の形とでもいうところだ。
僕も昨夏から、実際にいろんな街を飛び回りながら、やるべきこと(「ワーク」なので本来は仕事)に取り組んだ。
正直、めちゃくちゃ楽しいし、行ったことのない場所での生活は、息抜きなんてものではなく、たくさんの刺激を受けることとなった。
実際にやってみて、いくつかの悩みごとが出てきた。
バケーションに寄りがちになってしまう
とても楽しいのだけれども、バケーションを楽しむための時間もそれなりにかかる。
東京にいることを考えると、移動の時間はかなり短縮されるが、しっかりと時間管理をしないと、ワークの時間を上手に確保できない。
元々、その土地に行って、地元の人との交流の中から予定を決めて旅程を決めるという旅のスタイルで旅をしてきた。
そこにワークをぶち込んでワーケーションとするのは、かなり強引だった。
観光案内所の紹介や飲み屋で知り合った人との交流は、「たまたま」であることが多く、交流にどのくらいの時間がかかるのかはその時による。
また行き当たりばったりの旅のために、ワークの時間をいつ確保するのかが難しい。
結果として、どちらかというとバケーションの時間が多めになってしまった。
お金の問題
これは、どこでワーケーションをやるのか、どんな宿に泊まるのかということと繋がってくる。
交通費、宿泊費、食費、アクティビティの費用...
僕の場合、特に旅先という気持ちが大きくなればなるほど、美味しい地のものを食べたいという気持ちから食費が嵩んだ。
特に、その土地の人と仲良くなるために、飲み屋さんに行くことが多くなってしまいがちなのが原因である。(いや他にも方法あるのだろうけれど...)
交通費は、上手くやりくりすれば移動中を仕事時間にすることで、移動時間がかかってしまう方法を選択することもできる。
関東圏以外のドミトリーの宿であれば、今でも割安で宿泊ができる。
アクティビティは特に1人で行う場合は、割高になってしまうことがある。
何にせよ、お金の問題はどこにも関わってくる。
きちんと管理しないと、ワーケーションを行うことが難しくなってしまう。
これからもワーケーションを続けるのか
はじめに書いたように、ワーケーションはとても楽しい。
知らない土地に行って、人との出会い、アクティビティや観光、人との触れ合いの中で、様々なことを知っていくこと、いろんな考えが頭の中を巡ることの刺激はクセになる。
パソコンがあれば、やるべきことの大体ができるような時代になった中で、ワーケーションは旅の新しいスタイルのひとつだと思う。
但し、時間やお金の管理をしっかりとすることが、続けていくための課題となる。
元々、学生時代のお金をかけない、その日の行き先も確定できないヒッチハイク旅が、僕の旅のスタート。
10数年経って変わってきた自分の旅のスタイルが、ワーケーションと馴染めるか、もう少し考えて続けてみたい。
結局どうなったのかを、またnoteに書いてみようと思う。
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