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40代の転職:やりたくない事を決める

どんな会社に入りたいのか考える事は難しい

これまで何回も転職を経験しているので、その都度、どんな会社に入りたいのか考えてきました。今となってはそれほど悩む事はないですが1回目、2回目は正しい答えがあるんじゃないかと思って、探し方にも、選び方にも悩みに悩んだ事があります。
今から思うとそもそも、自分が働いた会社以外の事なんてほとんど知らないのでやりたい事や働きたい会社なんてわかるわけがないんです。
知らない食べ物を食べたいと思えないのと一緒です。
そんな中で自分が何をしたいかではなく、何をしたくないのか、どうなりたくないのかを考えはじめた事が大きな転換点となりました。

50代、60代になってから

私の場合は大きく2つポイントがあります。一つは年をとってからという視点です、我々の年代は可能性として60代以降も働く事が当たり前になる可能性が高いと思っています。寿命が長くなる事自体は良い事ですし、それが元気で長生きなら素晴らしいと思います。
学生の頃からこの点は気になっていてその中で強く考えるポイントがせっかく長く生きるなら「歳を取りたくない」と思って生きるより、「歳を取った分だけ楽しく生きれる」という人生にしたいとう思いでした。
そして実際働くようになり、30代前後になると、高齢の方がいろんなところで働いているのをみるようになります。
それぞれいろんな理由で働いていらっしゃるとは思いますし、どの仕事が好き嫌いはそれぞれの好みなので特定の仕事がどうこうというわけではないんですが自分の中で考えとしてまとまったのは「50代、60代になってから自分がやりたくない事をしないといけない状況になりたくない。」という事でした。
裏返すと歳を取ってから自分がしたいと思える仕事が出来るように仕事を選んで行こうという結論でした。
なので転職の際に考える事は歳をとってから、世の中の構造が変化しても価値提供がしやすいスキル、知識が身につくかどうかということになりました。

朝の表情

もう一つのポイント、父親が仕事人間かつとても仕事が好きな人でその影響を自分は強く受けていると感じます。
昔、住んでいたエリアがオフィス街で、朝出社する際に数百人単位の方とすれ違いながら歩くという毎日でした。
もちろん朝イチなので眠気もあるでしょうが、その際に笑顔の方やエネルギーが溢れるといった雰囲気の方がとてもすくなく全体的に暗い重い印象だった事を今でも覚えています。
出来れば、朝イチで仕事に対してワクワク出来るような、せっかく何十年も働くならそんな働き方をしたいと考え始めたのはその頃だと思います。
少なくとも、行きたくない、やりたくないと感じるような仕事をやらなくていいようになるには何をすればいいのか、どんな努力が必要なのかを探していくことに繋がります。

まとめ

その後、転職を行う事になるのですが、さまざまな出来事があったのでワクワク出来ない状況、ひたすら苦しい時期なんかもありました。
ただその瞬間という事ではなく、その時が将来、自分がどこに行ける可能性に繋がるのかが大事だったので必要な事だったと思います。
たくさんの方に助けていただきましたし、迷惑をかけた事も多々あるので自分の力でない部分の方が大きいのですがこれからも昨日より今日の方が楽しいと思えるように日々を過ごして行きたいと思います。

おまけ

ちなみに今はそうでもないですが、一時期スーツを着たくないって事を優先度高く考えていた時期があります。夏に短パンで仕事が出来る環境、夏にスーツなんて絶対着たくない。そんな理由もありですよねwww

筆者紹介

現在、都内ベンチャー企業で勤務
40代半ばの現段階で勤めた会社は8社目
ありがたい事に転職をする毎に待遇は上がって来ています。
最終学歴は高卒で、大学を中退したタイミングで小規模な広告制作会社の営業としてキャリアをスタートしました。
基本的には営業属性の仕事が多かったですが様々な業種に関わり、初めて転職した30代前半では苦戦の連続でした。
たまたま4社目の会社の仕事がハマって、そこから仕事の仕方が見えてきました。
そして業務の中で逆に面接をする機会も非常に多く持つ事が出来ました。
転職の両面に関わったからこそ感じている、いろいろな事をまとめてみると面白いかなと思い、コレを書いています。

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