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「偏見」がゲシュタルト崩壊


 ※ 今回、かなり皮肉っぽい内容になっていますので、苦手な人や、私のイメージがすっごくいい人は読まない方がいいかもですのでご注意ください。
   要約すると、ACのとあるラジオCMについてボロクソに言っています。







 みんな、それぞれの思い込みを元にした常識の世界で生きています。

 それって、そんなに悪いことでしょうか?

 どうしてそう思ったのかというと、最近、ラジオでよく聞くフレーズがあるのです。

 調べてみると、「聞こえてきた声」というACジャパンのラジオCMでした。

 たぶん最初から一通り聞いているはずなのですが、私の耳が拾うのは、

「想像したのは男性の姿ですか? 女性の姿ですか?
 無意識の偏見に気づくことから、はじめませんか?」

 というナレーションだけです。

 耳がこのナレーションを拾う度に、なんとも言えない気分になるんですよね。

 誘導しようという意図と導線を明確に感じるんだと思います。


 今回改めてネットで調べたことで、このラジオCMの全文を初めて見たんですが、その結果

 なんかこう、このCMの裏に、

「家庭で料理をするのは女だって思ってるでしょう?

 上司といったら性別は男って思うでしょう?

 高級レストランでは男が支払いをして当然って思ってるでしょう?

 パイロットになりたいって言うのは男の子に決まってるって思ってるでしょう?

 それってみぃ~んな、あんたの偏見だよっ☆ 」

 っていう、制作者の私たちに対する「偏見」と「ドヤ顔」が見える気がして、なんか不快なんですよね。

 
 なんで偏見って決めつけるの??

 むしろ、誰しもが無意識に偏見を持っているっていう「偏見」を植え付けてきてるのでは?

 な~んて思っちゃったり。

 ものすごく前時代的な空気も感じるし…


 ま、これも私の勝手な「思い込み」で、「偏見」なんですけどね。

 これ作った人はバブル世代の申し子かな!?
 って思いこんで偏見の目で見てます!

 

 こんなの、だいたいの人は、自分の知っている現実からイメージを導きだすだけの話で、偏見どうこうは関係ないと思うんですよね。

 偏見でもなんでもなく、ただの現実、というか。

 聞いてる人が育った家庭環境がそのまま出てくるだけだと思うんです。
 母親が料理をしてたなら母親のイメージが、父親が料理をしてたなら父親だし、兄弟姉妹が出てくる人もいるでしょう。

 オフィスで部下の資料に目を通す人っていうのも、これを聞いている人の心に一番残っている上司が出てくるだけで、性別なんて関係ない。

 たぶんですけど、今現在、男性の方が高所得であるとか、パイロット職についているのは男性が多いとか、そういう現実に問題を感じないのか?

 ということを啓発したいのかな?とも思うんですけど。


 正直、ど~でもいいわ! って思います。

 今どき、別にまったく料理ができなくたって、子育てはできます。

 家庭では誰かが料理をしているはずだ、っていう、ACジャパンの偏見じゃないですか?(笑)

 働き方だって、会社勤めしてない人だって大勢いますよ!

 夜景の見えるレストランで支払いする人が男か女かなんて、そんな性別に注視してる人の方が少数派なんじゃないですか?

 強いて言えば、「お父さん」とか、「お母さん」ってイメージする人も一定数いますけど、その場合の性別も重要ですか?

 パイロットだって、女性がそれを目指して阻まれる、なんてことが今あります?
 
 男女の性別がどうこうより、教育費にどれだけお金をかけられるか、の違いの方が大きいと思いますけどね。



 みんな、自分の人生経験と直感を元にした価値観で生きています。

 時にその価値観を、「偏見だ!」と糾弾する人が現れるかもしれませんが、そんなのは無視したらいいと思います。

 どんなに偏った見方をしてたって、それを人に強要しないならなんの問題もないと思いませんか?

 ただの価値観で、個性の範疇だと思います。何をどう見てどう感じようが、心の中は誰にも強制できないのですから。

 いつか価値観が変わって、「過去の自分は偏見を持っていた」と思うこともあるかもしれませんが、それは視野が広がったからこそ思うこと。

 成長と前進を誇ったらいいと思います。
 

 いま、やりたいことにどんどんチャレンジできる、すばらしい自由な時代が到来しています。

 誰かのことをとやかく言うより、自分が何をしたいのか、何にチャレンジしたいのかを追求していきましょうね。

 まあかく言う私が、いちCMにとやかく言ってるんですけどね(笑)

 自由最高~

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