【レポート】オウサマペンギン――ゲーム世界でのコウテイペンギンとの住み分け

いきもの名:オウサマペンギン
学名:Aptenodytes patagonicus

【登場するゲーム】

Planet Zoo
World For Two
アニマルリゾート 動物園をつくろう!!
アクアノートの休日2
クイズどうぶつ図鑑デラックスDX

 ペンギン目ペンギン科オウサマペンギン。コウテイペンギンに次いで大きく、有名なペンギンだ。もしかすると、コウテイペンギンとオウサマペンギンを同じペンギンと思っている人もいるかもしれない。名前が「コウテイ」と「オウサマ」なので、紛らわしく思う人も多いだろう。この名前には理由があり、実は19世紀まではオウサマペンギンが一番大きなペンギンであると思われており、その後コウテイペンギンが見つかったため、「オウサマ」より大きそうな名前として「コウテイ」が使われた。
 ゲーム世界ではコウテイペンギンかオウサマペンギンのどちらかを採用するゲームが多い。例えば、『FOREVER BLUE』ではコウテイペンギンが出ているが、『アクアノートの休日2』ではオウサマペンギンが出ている。両方出ているゲームもなくはないが、多くない。不思議である。

ペンギン目ペンギン科。体長90㎝、体重15㎏程度。
コウテイペンギンに次ぐ大型のペンギン。背中側が黒、側面が灰色で腹側は白色。胸の部分と顔の横が黄色いのが特徴です。
南大西洋とインド洋の南極に近い島々、フォークランド諸島やプリンス・エドワード島などに群れを成して生息しています。イワシやイカなどが好物で得意の潜水能力を生かし、大きなくちばしで捕らえて丸のみします。300m以上潜水したという記録もあります。
オスとメスが交代で足の上に卵をのせてあたためるという事で知られています。
かつて乱獲によって個体数が激減した事がありましたが、保護政策が取られた事によって現在では回復しています。

『アニマルリゾート 動物園をつくろう!!』

 『Planet Zoo』によると、オウサマペンギンが生息しているのはフォークランドやサウスジョージアなどの亜南極である。コウテイペンギンが南極大陸であるため、南極大陸もしくはその環境が採用されているゲームではコウテイペンギンが出てくるようだ。もう少しデータが蓄積されると、ゲーム世界のより詳しい生息地が分かるかもしれない。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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