【レポート】メガテリウム――立ち上がるとキリンよりも大きいムキムキのナマケモノ

いきもの名:メガテリウム
学名:Megatherium

【登場するゲーム】

ARK: Dinosaur Discovery
Bithdays the Beginning
Earthpedia
発掘!古代生物パズル
発掘!古代生物パズル

 有毛目メガテリウム科のメガテリウム。有毛目というのは、現存するいきもので言うと、アリクイやナマケモノが分類されている目です。そのため、メガテリウムはナマケモノの祖先と言われています。ナマケモノの見た目とはすごく違うように見えますが……。
 ゲーム世界でのメガテリウムの再現は様々のように思えます。『Bithdays the Beginning』ではナマケモノよりも、クマという感じです。『発掘!古代生物パズル』ではアリクイとクマが混ざったような見た目で再現されています。『ARK: Dinosaur Discovery』ではやはりクマのように見えます。これがキリンよりも大きいと言うので、怖いですね……。

ナマケモノの意外な過去とは?
ナマケモノといえば、1日のほとんどを木にぶら下がって生活する。ちょっと変わった生き物として有名だ。体長は40~70㎝、中央・南アメリカの熱帯雨林に生息。筋肉が少なく力は弱いが、内側に曲がった10㎝ほどの長いつめを使って木の枝につかまっている。
さて、この動きも少なくニホンザルほどの大きさの非力な生き物の祖先が、樹上で生活をしていなかったといったら、意外だろうか? ナマケモノの祖先は、木に登ることなんて、まずできなかった。なぜなら、その全長は6~8m、体重は3~5t! 現生する地上最大の生物であるゾウに匹敵する体格だったからだ。
その名を「メガテリウム」という、頑丈かつ柔軟な骨をもち、地上生。四肢にナマケモノを彷彿(ほうふつ)とさせる長いかぎづめがあった。太く長い尾と二本足で体を支えながら上体を起こし、巨木の枝をかぎづめで引き寄せ、木の葉を食べていたらしい(また、かぎづめで土を掘り、植物の根や茎を食べていた可能性もある)。
メガテリウムは1万年前ごろには絶滅したとされるが、未確認情報ながら現在でも目撃報告がされている。果たして、その真相は!?

『Earthpedia』

 人間はメガテリウムを狩っていたという話があります。キリンよりも大きなクマを狩っていたと考えると、昔の人々はたくましいですね。そういうシミュレーションゲームでは実際に狩ることがあるのでしょうか。

※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。

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