【レポート】アレキサンドラトリバネアゲハ――その大きさは鳥と間違えるくらいに
いきもの名:アレキサンドラトリバネアゲハ
学名:Ornithoptera alexandrae
【登場するゲーム】
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チョウ目アゲハチョウ科のアレクサンドラトリバネアゲハ(アレキサンドラトリバネアゲハ)。トリバネアゲハの仲間は大きくきれいな寒色系の色合いが特徴です。そして、大きな羽を持っている世界最大のチョウであると言われています。
もちろん、ゲーム世界でもこのチョウは人気です。ゲームボーイの時代からとりあげられており、煌びやかな羽が表現されています。最新の『あつまれ どうぶつの森』ではさすがのグラフィックであり、羽が光り輝いて見えます。また、『Earthpedia』では他のゲームではなかなか見られないメスも取り上げてくれています。
鳥と間違えられた世界最大のチョウ
世界最大のチョウは、パプアニューギニアのオロ州に生息するアレクサンドラトリバネアゲハ。はねの面積ではゴライアストリバネアゲハより小さいが、前ばねの長さで上回る。そのサイズは、メスでは最大130㎜になり、オスはそれよりやや小さく約100㎜。
1906年に初めて発見されたときには、その大きさと、高い所を飛翔していたことから、鳥と間違えられたという。このため、捕獲にはライフルが使われたともいわれている。
メスの色彩は茶褐色で地味だが、オスのはねは美しいメタリックブルーで、その大きさと美しさから人気が高い。このためコレクター垂涎(すいぜん)の的となり乱獲されたこと、生息地の熱帯雨林の伐採により生活場所を奪われたことからその数を減らし、絶滅危惧種に指定された。また、ワシントン条約によって取引が禁止されている。
ちなみにその名前は、イギリス国王エドワード七世の妃アレクサンドラ王妃へ献上されたことによる。
昆虫採集系のゲームをしていると、そのうちメスにも出会えそうですが、そのときに鳥のように大きさを実感することができるでしょうか。それがちょっと楽しみのような、ちょっと怖いような。ゲーム世界でメスを見つけたときはまたこのレポートを書き足したいですね。
※このレポートは現在研究員がプレイ・収録した情報を元に書かれている。そのため、新たな情報が更新される可能性がある。
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