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1.17を境に何を変えられたか。

 阪神淡路大震災から24年。

 当時はまだ小さい子どもだったけれど、確実に1.17が運命を分けた日ではある。震災が無ければ、と思う事は今も、3.11の時も、変わらない。

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 将来大成功して、自分の人生覆してやろう、職に就けなくなり偏見で差別される父の子育てを正解にしよう、と頑張ってきた。家庭環境も複雑で、家庭に居場所もなく、平凡な暮らしを享受できている同世代の友人ともどこか分かり合えず、孤独に苦しんでいた小学生の頃は読書が心の拠り所だった。そんな時、私の名前の由来でもある趙雲子龍の生き様を知る為に、大好きな吉川英治の時代小説「三国志」を読んでいたらこんな言葉が。

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