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ピクセルリマスターのFF3作品をクリアしたんです。

7/29にSteamで配信開始された「ファイナルファンタジー」シリーズの初期タイトル3作リマスターを一気にクリアしました。3作併せて約30時間のプレイ時間でしたが、一気に遊べてしまいました。最近のゲームだと面白くても1時間プレイすると疲れてしまうのですが……(おかげでモンハンストーリーズ2、めっちゃ面白いのになかなか進みません!!)何故だろうかを考えてみました。

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1.クリアまでの時間がわかっているor大体の流れがわかっている。これって意外と大きい要因だと思いました。あとちょっとでクリアできるからとりあえずやってみようという感覚ですね。リメイク作品が非常に有利なのはこういうところかもしれませんね。

2.ダッシュとオートが付いた。初期FF、この3まではレベル上げが重要なんです。ファミコン版ではオートターゲット(選択した敵を先に倒した場合、他の敵に続くコマンドが選択されるシステム)すらなかったのですから画期的ですよ。しかもオートにするとアニメーションが少し早くなったりと良いこともあるんです。

3.中断セーブが便利。どのタイトルも1つだけ中断セーブが作れます。昔の中断セーブですと再開した時に中断のデータは消えるものが多かったのですが、今回は普通のセーブと同じ感覚で使えるので便利ですね。

4.FF2は特徴的な成長システムで、戦闘で武器や魔法を使えば使う程、その能力が上がっていくシステムなのですがこの成長のスピードがかなり速くなっていて、ゲームの進行スピードが上がってます。

5.FF3はジョブチェンジシステムがありますが、ジョブを変えるのに必要だったCP(キャパシティ)が廃止になり、いつでも好きな時にジョブチェンジできるようになったのは英断だと思いました。

以上のような感じで、上手く現代風に移植されているな、と感じました。これまでのワンダースワンやPS、GBA、PSP等のリメイクはかなり手が入っていたので最小限のグラフィック、サウンド、あそびやすさに全振りした仕様は素晴らしいと思います。


各タイトルの印象を書いていきます。

ファミコン版のファイナルファンタジーは魅力的な世界観とサウンド、アニメーションする戦闘シーンが印象的でした。ウィザードリィのような魔法に使用回数のあるシステムだったり、結構序盤から敵が即死攻撃を使って来り、最初に決めた職業から上級職へのクラスチェンジはあるものの基本的には最初に決めた役割から変更できなかったりと全体的に難易度が高く、そういう意味では当時のパソコンゲームに近い印象を受けました。

今回のピクセルリマスターでは、最初にリメイクされたワンダースワン版の印象に近く、すっきりしたデザインになっているのが良かったですね。

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最初にコーネリアの街からはじまるのではなくマップに放置されるのも難易度が高く感じられた要因かもですね。

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最初のボスを倒し、行動範囲が広がる時に入るこのシーンではファイナルファンタジーのテーマが流れます。

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戦闘では一度に現れる敵の数も多く、各キャラに役割分担を持たせることが重要になります。物語が進むと全体攻撃の魔法が入手できるので、使用回数と相談しながらゲームを進めるのは楽しいですね。

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これまでのリメイクと違うのはボスの前に一瞬だけ演出が入るようになりました。

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ファイナルファンタジーシリーズよりもSa・Gaシリーズで有名なデスマシーンも実はこの一作目で登場しておりました。レアなエンカウントの敵なのですが、「核攻撃」が強すぎて涙目になります。

ここ以上の内容を書くとネタバレになってしまいますが、クリアまでかかった時間は7時間半くらいでした。

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ファイナルファンタジーⅡに関しては、本当に音楽が素晴らしいゲームだと思います。特に革命軍のテーマは泣けてくるぐらいカッコイイです。

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特殊な成長のシステムはSa・Gaの方に流れていったと思いました。

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戦闘後に熟練度が表示されるようになったのは地味に良い追加要素だと思いました。自分が最も2に求めていた機能だと思います。

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最初のボスのサージェント。記憶だと凄く弱い印象だったのですが、ピクセルリマスター版ではかなり手こずりました。他のリメイクに慣れ過ぎてたのかもですね。

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映画的な演出が強化されて、FFⅠが冒険がテーマだとすると今作はそれが物語になった感じがしますね。

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ちょっと時間をかけて熟練度上げをしているとこのように恐ろしくHP・MPが育ちます。後から入ってくる仲間と相当ステータスに差が出ますね。

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11時間くらいでラストダンジョンにきましたが、ラストダンジョンに入るとこんな感じに……。最後にリメイクされたPSP版でもHP・MP上げるのにかなり時間かかったように記憶しています。

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多分、世界で最も待っていた人も多いと思われるファイナルファンタジーⅢの2Dリメイクです。ニンテンドーDSで3Dリメイクされましたが、あれは良くも悪くもシナリオ以外は別物でした。

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フィールドであの曲が流れるだけで涙が出てきますよね。

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小人になったり蛙になって移動したりと、ファンタジー世界ならではの冒険ができるのがFFⅢの素晴らしいところだと思います。

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敵の行動パターンもファミコンよりで良かったです。

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フィールドで普通にボスの色違いとか出てきて驚いたのも良い思い出です。

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これまで以上に敵との属性を考えなければいけなくなり、弱点属性を変えるバリアチェンジを使ってくるボスがいたりと戦略性が飛躍的に跳ね上がりました。

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中盤以降に戦うガルーダだと竜騎士のアビリティ「ジャンプ」で空中にいないと全体攻撃の「かみなり」で大ダメージを喰らってしまうといったようにジョブの特性も頭にいれていかないと厳しいところもありました。

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今では当たり前になった召喚獣のシステムもⅢからですね。レベル6以上の召喚獣は世界の色々なところに隠されており、手に入れるのに世界を冒険する必要がありました。

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序盤のシナリオでも絡んできたバハムートを仲間にできた時は感動しましたね。最近のファイナルファンタジーのシナリオは伏線の貼り方がよくないと感じることが多いので「こういうのでいいんだよ」とお伝えしたいですね。

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最後のダンジョンは2段構えなので気合を入れていかなければいけませんが、先述のオートの仕様で戦闘の体感時間が短くなっているため、ファミコンで感じたほどラストダンジョンは時間がかかりませんでした。クリアした時のプレイ時間は9時間11分でしたね。

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さて、超かけあしで紹介してきましたが、プレイしている間は物凄く濃密な30時間でした。やはりロールプレイングってジャンルは良いな、と思わせるには十分な出来だったと思います。まだSteam実績を埋めたりとやり残したことはあるので、時間を見て遊んでいきたいなと思います。しかし、モンスターズ間を埋めるのはわかるのですが、宝箱100%は本当に鬼畜だと思いますね。今回はミニマップで分かりやすくなっていますが。これケムコのRPGでも実績やトロフィーであって、毎回鬼門になっているんですよね……。

細かい部分で色々気になることも多いのですが、これからファイナルファンタジーの一作目からやりたい人にはオススメしても良いかもしれませんね。

今月にはピクセルリマスター版のファイナルファンタジーⅣも配信されるということで配信が待ち遠しいです。

長々と失礼しました。稚拙な文章を読んで下さりありがとうございます。

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