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すこしずつ変わっている近況。

おかげ様でここ最近、精神的にも経済的にも安定した生活を送る事ができています。

自分の中でやるべき事を後回しにする癖が少しずつ解消されていて、それによって安定している感覚があるのだと思います。あえて言葉にするのもお恥ずかしいですが、洗濯物や洗い物を溜めなかったり、人に対してあいまいにせず意思表示をきちっと行ったり。ギャンブルとは関係ない私の性格かもしれませんが、とにかくそんな小さな事ですら守ってこれなかった人生です。

やるべき事は完全にすべて後回しだったから、小さな改善ですら自分とっては良い影響を与えているのだと考えています。

こうした少し変わりつつある状況の理由は、「ギャンブルをする時間が極端に減った」という事ももちろん大きいのですが、「返済計画と目標をたてられたこと」が大きいのだと思います。

月末には支払いのほとんどをすでに完了させる事ができている状況です。
お恥ずかしいですが、こうした状況を保てているのも私にとっては久しぶりの事なのです。

支払い、特に借金の返済は自分にとってかなり億劫な存在で、くわえて返済資金をギャンブルに充てていたという事もあって、支払いを一か月ほど延滞する事も多かったです。本当にお恥ずかしい限りです。

とにかく、良い循環をコツコツ積み上げられるように、日々努力していきます。次回のアディクションのグループワークは再来週です。
そちらの方にも参加していこうと考えています。

すこしずつ改善している日々を送る中、ギャンブルは何度かやってしまいました。ただ、両親に対しての罪悪感や私自身の手持ち資金の制約もあってか、以前のように際限なくのめりこんでしまうようなやり方は、精神的にも物理的にもできない状況です。

経済的な影響を最小限にしているといえども、勿論これで良いとも思っていません。ギャンブルに一ミリも近付きたくないと常に考えていますし、油断もまだまだ禁物だと思っています。

ここからは、先日のギャンブル行動について記しておこうと思います。
今回のギャンブル行動は、私の財布の中に二万円の資金が入ったことが引き金となりました。

先日、会社関連の研修出張なるものに行ってきました。そして、母親からお土産代やお付き合い代として、現金三万円を預かる事になりました。(これらは私の給料からです。)

最近の私は気がどうにかしていてしまったのか、この三万円のうち、使う必要のない事にはなるべく使わずにいて、少しでもお金を残しておきたいと考える事ができていました。
浮いたお金でギャンブルしたかったわけではなく、いや、正確にはそんな事もすこし脳裏によぎりましたが・・・、私の頭の中の半分以上は「お金を少しでも貯めよう」という考えになっていたのです。

そしてこの出張の間、夜の付き合いをほどほどに済ませる事で、三万円のうち一万円を浮かす事に成功しました。この時点で私の財布の中には一万円の余剰資金です。

その状態で帰路についたわけですが、私の祖母にお土産を渡した際になぜか一万円をお小遣いとしてもらう事となりました。はじめは受け取り拒否をしていましたが、最終的には頂く事となりました。

こうして私の財布には、二万円の手持ち資金が投入されている状態の完成です。私にとっての現金を持つ事が、一番のギャンブル行動へのトリガーとなる事を自分自身で認識していました。にもかかわらず、例のごとく欲望に負けてしまってほとんどのお金を失う事となりました。

ギャンブルで負けた後は、やはり後悔や苛立ちが襲ってきました。これも例のごとくです。
お金を溜めようと考えられていた自分自身や、母親、祖母を裏切るような感覚に陥ります。
「もう絶対にしない」「ギャンブルなんてもうしたくない」と改めて強く思う反面、お金を失ってから何度も考えてきたこの思いは、無意味なものにすら思えてきます。

ただ、借金をきちんと返済していっていることや、最近の少しずつ生活が変化している中での手ごたえ、そうしたものが私の緩衝材になってくれたのか、今回はそこまで自己嫌悪を繰り返すことは免れました。
こうしてあまり落ち込まないようにする事も、実は大事なのかもしれませんね。

今回の経験は、開き直りとはまた違ったもの、ギャンブルに対して自分が考える負の感情の中では、どこか目新しいモノだった気がしています。

すこしずつ変わっている近況や、ギャンブルをしてしまった際の自分の感情の変化を感じます。
日々、一歩一歩進歩させていけるよう頑張りたいと思います。


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