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【忖度なき採点&寸評】飛車角落ちの神戸に惜敗…力不足は認めよう。そして前に進もう。

【前書き】

飛車角落ち・・・スポーツで主力選手を欠き、攻撃できない状態のこと。

古橋とイニエスタがいない神戸は、飛車角どころの騒ぎではなかったはず。

その神戸に勝てなかったことは、今の力不足だと言わざるを得ません。。。

ただ、今季序盤のような「今日の試合、おもんなかったな・・・」という虚無感はなく。

チームはACLを経て少しずつ、いい方向に進んでいることも感じられた試合でした。

しかしパトリックへの依存度は高まるばかり。

その点に関しては【徹底分析】で書くとして、採点&寸評に。

【採点&寸評】

【GK 1 東口 順昭】6・0

届かんものは、いくら東口でも届きません。

ヘディングでのコントロールショットは、2本ともノーチャンス。

しかし届くシュートは全部止めてくれました。

【DF 5 三浦 弦太】5・0

田中順也に決められた2点目は、競り切ってほしかった・・・

ただパスの選択肢が見つからなかったのかもしれませんが、相手の狙いを外すドリブルでの持ち上がりが2,3回あり、これがチャンスに。

ヨングォンが狙ってよくやるプレーですが、彼がこれを狙ってできるようになれば、もうワンランク上になる気も。

 79分、4バックへの変更に伴い交代。

【DF 13 菅沼 駿哉】5・5

シンプルに、自分の仕事を忠実にこなしました。

カウンター対応でも大きなミスはなく、及第点だと思います。

【DF 19 キム ヨングォン】5・5

3バック中央でスタートし、3バック左、最後は4バックの左と微妙にポジションを動かす中でも、守備の要と最後尾の司令塔としての役割をこなしました。

フェルマーレンも思ったことでしょう。

「この韓国人、おれに似たいい選手だな」と。

【DF 24 黒川 圭介】5・0

Jリーグ屈指のSB・酒井高徳のレベルの高さを思い知らされました。

攻守で1対1の能力差が、結果に直結してしまいました。

ただ、最後まで落ちないスタミナと、攻撃意識はすばらしかった。

下を向くようなプレーじゃなかったです。

ただ、相手が上だっただけです。

【MF 6 チュ セジョン】5・0

久しぶりにプレーしたにも関わらず、随所に良さはみえました。

ただ奥野とともに比較的フリーになった中で、中を割っていくプレーが少なかったことは残念。。。

倉田とのコンビも見てみたい気はします。

 74分交代。


【MF 8 小野瀬 康介】5・5

システム上、フリーになる時間は多かったものの、決定的な仕事はできず。

ただ、サイドで1対1を仕掛けろ、というのは、彼の特性に合っているのかどうか。

相手GKのファインセーブでしのがれましたが、中でパスを受けて左足で放ったシュートのような場面をもっと見たいというのが本音です。

4-4-2ではサイドバックにも適応しましたが、疲労がただ心配・・・

【MF 17 奥野 耕平】5・5

サンペールをぶっ潰してショートカウンターにつなげた守備は最高でした。

ただセジョンと同じく、フリーの時間が多かった中で、中央で局面を変えるパスは少なかった印象。

のびしろですねえ。

 74分交代。


【MF 28 ウェリントン シウバ】6・5

じわじわと、本当の姿が見えてきましたね。

パトへのクロスの質は最高でした。

プレーの時にあまり顔が下がらないんですよね。ドリブラーにしては。

彼をもっと生かす形を、チームとして作りたいところです。

 79分交代。


【FW 18 パトリック】6・5

大エースはこの日もしっかりと仕事を果たしてくれました。

あの巨体が、裏の狭いスペースでも体をねじ込んでくるスタイルは、相手にとって脅威でしかないでしょう。

後半、2つの決定機を決めきれなかったのは残念ですが・・・

どちらもパトだからこそ生み出せたチャンスだったので、致し方なし。

勤続疲労による怪我だけが心配です。

【FW 20 一美 和成】5・5

 59分交代。なかなか右サイドでの自分の良さが出せず、苦しいでしょう。

ただゴールシーンでのクロスへの入り方、おとり役にはなったものの、タイミングは完璧。

右サイドから中央を狙う『偽センターFW』としてのプレーが、生き残りへの道かと思われます。


【途中交代】

【FW 39 宇佐美 貴史】5・5

59分途中出場。

得意の右足を振り抜いても決められなくなっているのは、何か原因はあるのか。

彼のふたさえ開けば、チームはすべて好転する気もします。。。

 【MF 10 倉田 秋】5・5

 74分イン。サイド攻撃を生かすための中央のポイントを必死でつくってくれました。

【MF 29 山本 悠樹】5・5

 74分イン。倉田とともに中での崩しを担当。

意識は見えましたが、結果にはつながらず。


【MF 21 矢島 慎也】―

 79分イン。時間短く採点なしも、久々ボランチでも中に差し込むプレーはさすがでした。


【FW 9 レアンドロ ペレイラ】―

 79分イン。時間短く採点なし。

【松波 正信監督】5・0

この日の先発チョイスは、サイド攻撃とクロスにこだわった人選でした。

それで1点を取ったことは大きかったですが、そのあとは小野瀬、黒川の個人に依存し、そこで上回れなかったことが痛かったです。

ラスト10分で4バックにしてからの攻撃は、何かを感じたはず。


【あとがき&おすすめ】

出来に満足とは言えないのですが、愚痴りたいほどの試合でもなく。

ただ負けが続くと、ずるずるといきそうな印象もあります。

次の鹿島戦が正念場。

ホーム参戦はなかなかできないのですが、全力でサポートします。


では今日のおすすめを。

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きょうも最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

また戦術分析の方も書きたいと思います!

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