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iPS細胞から作った心臓が見られる⁉︎

こんにちは。
長年、生物工学に関わる研究に携わってきた経験があるので、バイオ関係の記事も少し書こうかと思います。

前回、iPS細胞から作られた心筋シートを用いた、心不全の治療の話をしました。

今回は、大阪・関西万博パビリオンについて書こうかと思います。

人材派遣業を手掛けるパソナグループが大阪関西万博でパビリオンを出展されます。
そこで、なんとiPS細胞から作られた心臓が展示されるそうです。
『iPS心臓』が実際に拍動する様子を見られるとの事で、私も見に行きたいと思っています!

このiPS心臓は、iPS細胞や、既に実用化されているiPS心筋シートの技術をもとに、生きた細胞による立体の心臓を培養しているそうです。
個人的には、万博会期中、どの様にして心臓を維持するのか、気になります。

iPS細胞の心筋シートと言うと大阪大学の澤芳樹先生が大きく関わっています。
澤先生は、再生医療のトップランナーで、再生医療で働く人は誰もが知っている先生です。
前回、お話しした心筋シートを用いた再生医療、それを世界で初めて成功されました。

大阪関西万博のことは、ニュースでいろんな報道がされていますが、この様な普段見ることが出来ない、科学の最新技術が見られることを楽しみにしています!

ちなみに、パソナのパビリオンは万博後に淡路島に移設されるそうです。


参考