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川崎病④免疫グロブリン療法開始

どんなお薬にもあるように
副作用に注意しながら始めるために、
点滴投与開始から5分、10分、15分後、20分後、30分後…と、かなりこまめに血圧が下がっていないか、発熱の様子、全身の発疹の様子を診てくださっていました。
そして、副作用がなさそうと言うことで、点滴量を増やして、また5分、10分…と診ていく…
小さな丸い瓶型の薬液から、ぽた、ぽた、ぽた、
どうか、効いてください。
そう願いながら、グズグズであっつあつの娘に添い寝して過ごしていました。

寝ている間に、noteにまとめたり、川崎病を色々調べてみたり、血液検査の項目を調べてみたりしていました。
川崎病の原因は不明…だけど、増えてるということは、現代病のひとつ…食事が原因…??
正直、娘にはパンやお菓子もあげすぎていた気もする。お恥ずかしいながら…
まさかそれが、幼い肝臓に負荷をかけて、こういう形で病気として出てきたのか…??
そんな思いがぐるぐるしていた。

滴下をはじめて、何時間たったころか…
娘がすこし起きて遊べるようになりました。
ぬいぐるみにケーキを食べさせる遊びでニコニコ。
もちろん、まだまだ身体も熱いし、発疹もありました。

午睡をしている間に、私は夫が持ってきてくれたおにぎりとパンとを詰め込み、さっとシャワーを浴びました。

午睡から起き、
おなかすいた。
お!?
朝食も昼食もほとんど食べなかった娘が、やってきたおやつに飛びついて、お煎餅をぱりぱり。
おにぎりが食べたい!🍙🍙🍙
え!?いま!?
あの…夕飯から、おにぎり型にできませんか…?と、一応聞いてみると、形はできないかもだけど、お粥より硬くは出来るということだったのでお願いしました。
  娘がちょっとでも食べてくれるなら、
  出来ることをしたい…!!


夕飯は、俵型にしてくれたちょっと柔らかめのご飯が。
あーー!!ありがとうございますーー!!っと心で大きめの声で感謝を叫び、娘に、
「ほら〜!おにぎりにしてくれたよ〜!!!やったね!嬉しいね!!朝のふりかけがあるから、ふりかけかけて食べてみよう?」
と、テンション高めに夕飯のプレゼン。

暫く首を横に振っていた娘も、
私の根気に負けたのか、
「たべる…」
と、起き上がり、ご飯を食べ始めてくれました…
あぁー!!嬉しい!!!
ありがとう、ママ、嬉しいよ!いっぱい頑張ってくれてるもんね、ご飯食べたら、力もつくし、もっともっと良くなっていくよ!!
と全力で褒めにいきました。
おかずは残すも、かなり前進。
ご飯の後の少ない粉薬も、スプーンに水と一緒に乗せて、懇願によりなんとか飲んでもらい、
さぁそろそろゆっくりしたらねんねか…という時。

いやー!!おうちかえる!!

パパ、パパ‥ばーば…

と、シクシク泣きはじめた。。

ライン通話で、ばーば(私の母)に繋げる。
少しお話すると落ち着いたので、バイバイ。
そして、家から持ってきた絵本を読み出すと‥

パパ…パパ…と、シクシク。。

今度は夫にライン通話を繋げるも、
何故か顔を背ける娘…翻弄されつつ、なんとか通話を切り、暗くすると…

ぎゃーーーーーーーん!!!
いやいやいやーーー!!!
でんきけしゃない〜!!!おうちかえりたいい!!
わーーーーーん!!!
ママ〜ママ〜!!

…なんとかなんとか宥め…
抱っこと語りかけと、私の耳を触らせることで落ち着き、いつのまにか二人して寝落ち。。

夜中も計測でこられる看護師さんの気配に時々起きて、娘が欲しがる水を飲ませて、、


そこまできつくなかった。
産後の方が遥かに眠れなかったし、入眠も遅かった。
娘の体温が落ち着き始めているのも感じていたのもあり、

心には少し余裕があった。この時は。

ところで、汗びっしょりだけど、色々繋がってるからそうそう頻繁に着替えできないぞって思ってたけど、
保育園に行ってる時より、汗疹も無くなって綺麗になってるんだよね…うん…

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