よんきん

26歳社会人4年目。生まれは愛知、大学は島根、就職後は金沢に1年住んだ後、上越に2年間…

よんきん

26歳社会人4年目。生まれは愛知、大学は島根、就職後は金沢に1年住んだ後、上越に2年間転勤。現在は金沢に戻る。 つたない文章とよくわからない写真でつらつら。 https://twitter.com/gama_cat

最近の記事

パノラマ(2019.09.08)

愛知県生まれの自分は名鉄沿線で育ったため、「パノラマ」という言葉は馴染みがあり、パノラマカーやパノラマDX、パノラマスーパーによく乗った。今では名鉄から「パノラマ」という単語を目にすることは無くなり、車両もパノラマスーパーを残すのみとなった。また、他社でも前面展望のできる車両は少なくなりつつある気がする。 「パノラマ」という単語をそもそも名鉄かリゾートやスキー場の謳い文句以外で見かけたことが無いようなと思い調べてみた。見かけないわけではないがかなり限定的な範囲の単語な割には

    • 相直40年(2019.08.14)

      線路がつながっている鉄道会社同士がお互いに乗り入れ合うことを相互直通運転というが、それを略した単語「相直」を会社が使用しているのは首都圏でしか聞いたことがないように感じる。線路の幅や車両規格、設備などを落とし込む必要があったり、ソフト面ではダイヤや運賃等、各社調整が必要であるがそれをしてまでも直通運転をするのだから利用促進に大きく寄与しているのだろう。 相互直通運転を開始して2019年で40年を迎えた路線がある。それが名古屋市交通局鶴舞線と名古屋鉄道犬山線・豊田線である。4

      • 花火増結(2019.08.03)

        秋田・大曲、茨城・土浦と並び日本三大花火大会の1つである「長岡まつり花火大会」は1946年8月1日に行われた戦災復興祭が起源と言われる。花火大会と言えば、場合によっては数十万人が観覧に訪れるため、臨時列車が運転されたり、定期列車が増結されたりとオタク的にもかなりワクワクする。日本三大花火大会である長岡も例外ではなく、自分も午前中に花火撮影スポットに三脚を置き、夕方までは撮り鉄をしていた。 446M ←A16+B17 @東光寺~帯織 この2本後に走る3374M快速新潟発新井

        • 山山山(2019.07.28)

          えちごトキめき鉄道はねうまラインで運用されるET127系(元JR東日本E127系)は沿線にある妙高山などの山々をモチーフとした絵が描かれている。10編成在籍するうちのいくつかは地元企業等の広告ラッピング車となっており、多様な色の車両が走っている。朝と夜にJR長岡駅まで乗り入れる運用は6両で運行されており、2両を3編成使用するためなかなか山の絵柄が揃うことがなかったが、この日は揃いそうだったため撮影した。 前日夜に直江津発長岡行きとして長岡駅まで行った後、柏崎行きとなり柏崎駅

        パノラマ(2019.09.08)

          2扉車(2019.07.12)

          名古屋鉄道において、特急車両を除き最後まで残っていた2扉車は5700・5300系である。この形式は、国鉄分割民営化直前の東海道本線名古屋口での快速列車の増発に対抗し、「高速」や「急行」で使用されていた5200系等を置き換えることを主な目的として1986年にデビューした。その後一部編成は6両化される。「高速」や「急行」の使用車両刷新が主たる目的であったが、1990年の改正で、特別車両券が不要な車両とそうでない車両を混結した「一部指定席」の特急が誕生した。現在はそれが当たり前とな

          2扉車(2019.07.12)

          SUSとSS(2019.06.23)

          今日の鉄道車両はステンレス製車体が多く、新潟県内の信越本線や上越線ではその代表としてE129系が走っている。しかし、2014年にE129系がデビューする前は485系や115系といった国鉄時代に製造された鋼製車体の車両が主力であったのは記憶に新しい。JR東日本新潟支社に在籍する115系は7編成が信越本線や越後線等で現在も走っており、引退までもう少しの所であるが、世代交代は着々と進んでおり新潟県から姿を消す日が来るのも近い。 車両の置き換えと同時に新潟駅も現在改修工事が進められ

          SUSとSS(2019.06.23)

          ラオス巡り③(2019.4.26~5.3)

          4.ヴィエンチャンからバンコクへヴィエンチャンの中心部からバスで40分ほどかけ、国境検問所のバスターミナルへ着く。ここにも京都市交通局からやってきたバスがいた。 大半の人々はここから車でメコン川にかかるタイラオス友好橋を渡って行き来するのだが、自分はここから3km離れたタナレン駅から鉄道で国境を渡る。 国際列車とは言っても、メコン川を渡った先にあるタイ側のノンカイ駅との1区間を結ぶだけで1日2本のみである。本数は異なるがシンガポールとマレーシアを結ぶ列車と似ている。国境を

          ラオス巡り③(2019.4.26~5.3)

          ラオス巡り②(2019.4.26~5.3)

          2.ヴィエンチャンラオスの首都ヴィエンチャンはメコン川沿いにあり、対岸はタイとなっている。街の中心にはパリの凱旋門をモデルに「アヌサーワリー・パトゥーサイ」と呼ばれる凱旋門があるが、見た目は立派で違和感がないにも関わらず未完成らしい。 ヴィエンチャンはタイからすぐ近くということもあってか、日本人観光客が多かった。自分はいつも海外旅行に行くと勝手に「日本人あてゲーム」をしているのだが、日本人は写真を撮影していることが多い。また、あまり褒められたことではないが、歩道や通路を横に

          ラオス巡り②(2019.4.26~5.3)

          ラオス巡り①(2019.4.26~5.3)

          フランスの植民地であったラオスは1953年に独立、1975年に王政が廃止されて以降は一党独裁体制の社会主義国である。タイと雰囲気は似ているが、植民地支配の名残のためか、洋風カフェの多さや街並みがどことなくヨーロッパを2割ほど感じる雰囲気であった。オシャレな熱帯国という感じだ。 ラオスには2019年のGWに向かった。日本では平成31年から令和元年へ元号が変わる境目が5月1日であったため、一足早く平成とお別れをした。 目的は、MA60というアブナイ飛行機と、タイとの国境を跨ぐ

          ラオス巡り①(2019.4.26~5.3)

          春が駆ける(2019.4.14)

          現在新潟県内を走るJR在来線特急は、信越本線(新井~新潟)の「しらゆき」と羽越本線(新潟~秋田)の「いなほ」であり、使用される車両はかつて常磐線で走っていたE653系である。E653系は仙台地区の485系の置き換え用として1997年にデビューし、常磐線特急「フレッシュひたち」等に充当されていた。2012年3月に常磐線特急の系統分離に合わせ、E657系の投入によってE653系は仙台といわきを結ぶ新たな特急として走る予定であった。しかし、2011年3月11日に発生した東日本大震災

          春が駆ける(2019.4.14)

          上越の夜桜(2019.4.6)

          「上越」と聞くと鉄道オタクである自分は、上越新幹線のことをまず思い浮かべるが、新幹線の「上越」は「上野国」と「越後国」の頭文字を組み合わせたものである。それとは別で、越後国を「佐渡」「下越」「中越」「上越」に分けたうちの「上越」が由来である上越市のことを標題では指す。 上越市は直江津市と高田市が1979年に合併し、平成の大合併で周辺の町村を吸収合併し現在に至り、県内3番目の人口19万人である。いまだに地元の人間と話すときによく「直江津の方は」とか「高田の方は」といった話が出

          上越の夜桜(2019.4.6)

          石川県の離島(2019.2.24)

          ここでいう離島とは、小笠原諸島や佐渡島のような本土から離れた有人島のことであり、離島振興法によって指定されている離島振興対策実施地域等のこととほぼ同義である。 さて、標題のとおり石川県にも離島が1つあり、舳倉島(へぐらじま)と言う。とりあえず気になったので行くことにした。場所は能登半島から北へ約50km、1周5kmの小さな島である。航路は朝輪島港を出発し夕方に戻ってくる1往復のみ。人口は100人ほどでほとんどは本土にも家があると島の住民から聞いた。夏は民宿も営業し、釣り人や

          石川県の離島(2019.2.24)

          撮り船(2019.2.17)

          鉄道撮影を趣味としている人のことを「撮り鉄」といい、撮りたい車両やそれを風景と絡めて撮ることだと自分は思っている。今回この題名にしたのは(普段船を撮ることを趣味としてはいないが)、自分がわざわざ船の時刻を調べた上で撮ろうと思ったからだ。運行本数が少ない中、たまたま待っていたら来たので撮影したというのは「撮り○」と言えるのか微妙だと考えた。 富山県南砺市と砺波市の境目となる、庄川上流の庄川峡の小牧ダム湖上では遊覧船が運行されている。その遊覧船の終着地には大牧温泉という、船でし

          撮り船(2019.2.17)

          雪の金沢(2019.1.27ほか)

          金沢市の気候は、「夏は蒸し暑く、冬は降雨量が多くで気温は低い」という典型的な日本海側の気候である。気象庁の記録によると平年積雪30cm程度の降雪がある。さらに、幹線道路には消雪設備が設けられており、降雪時は水が出る仕組みになっている。街中に水路が整備されていることからもわかるように、金沢市は水に豊かな都市だと思われる。ただし豪雪地帯ではないためか、信号機は縦型ではなく、太平洋側などの少雪エリアと同じ横型である。 写真フォルダの記録によると2019年1月27日と2月10日に雪

          雪の金沢(2019.1.27ほか)

          豊川稲荷初詣(2019.1.2)

          全国に「稲荷」は3万社ほどあり、その総本山は伏見稲荷大社(京都)である。そのほかに、豊川稲荷(愛知)、最上稲荷(岡山)、祐徳稲荷神社(佐賀)、笠間稲荷神社(茨城)が比較的規模が大きい稲荷らしい。この5社のうち、三大稲荷がどこになるのか各HPにて調べてみた結果が以下だ。 伏見稲荷:記載なし、豊川稲荷:記載なし、最上稲荷:「伏見・豊川と並ぶ日本三大稲荷」、祐徳稲荷:「日本三大稲荷のひとつ」、笠間稲荷:「日本三大稲荷のひとつ」   調べた結果よくわからなかったが、「稲荷神」のW

          豊川稲荷初詣(2019.1.2)

          2年と2か月ぶりの更新

          noteに初めて投稿した記事が2019年2月、最後の投稿は同年3月。 広辞苑でとある単語を調べると、「飽きやすく何をしても永続きしないこと。また、そういう人をあざけっていう語。」と記されている。 この2年の間に自分は新潟県上越市に転勤し、今年4月に再び石川県金沢市に転勤となり戻ってきた。上越での勤務は、忙しく帰って寝る生活が多かったが、いろいろ経験でき、得るものが大きかった分、現在の金沢での仕事はかなり物足りない。しかし就職して初めて、「コンスタントに定時退勤できる」ので

          2年と2か月ぶりの更新