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老いに寄り添う

出刃包丁を買った。刃渡り10.5㎝の小さなもの。最近マイブームのアジの三枚おろしに使う。アジフライは私の好物、自分でおろせば断然コスパがいい。YouTube で勉強してやってみると何とかできた。そのアジフライは孫①にも好評だった。そんな訳で本格的な包丁を買い求めた次第。

その切れ味を試したくて、魚が揃っているスーパーに行った。しかしその日に限ってアジが無い。落胆しかけたところに、いつもは見かけないコハダがあることに気付いた。コハダはアジより小さくておろすのが難しそうだ。何者かが「お前にコハダがおろせるのかな‥」と挑発しているようだ。私は「やってやろうじゃないか」と乗ってみることにした。

帰ってさっそく YouTube 「コハダのおろし方」を視聴した。小さい分だけ繊細でアジとは別の難しさがあるが、新調した出刃の切れ味に助けられた。四苦八苦の末どうにか酢〆が完成した。初めてにしては上出来。美味しくいただいた。

1枚だけ撮ったこの画像 めちゃピンボケ

取り敢えず "コハダ" はやっつけた。しばらく出刃には "アジの三枚おろし" に注力してもらう。孫たちに美味しいアジフライを食べさせてあげるぞ!

孫①、孫②と公園に向かうところ。足が揃っているのがすごくないですか?

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11月上旬に甥っ子の結婚式がある。少し前に勢いで「弾き語りをやる!」と手を挙げてしまった。「何か自分を追い込まなきゃいけない」と思い詰めている時期だったのだ。この1ヶ月は毎日ギターを触っているが、声は出ないしリズム感もあやしい。齢を取ると使わない能力は瞬く間に衰える。
曲目は斉藤和義の「ウェディングソング」。今週はカラオケボックスに行って、最後の追い込みをかける。最善は尽くす。あとは結果をごろうじろ。note でレポートする予定。

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かれこれ2年ゴルフ上達に取り組んでいる。目標は「コンスタントに100切り。たまに80台を出す」こと。私にゴルフの素質は無い。だが「正しく努力すればこの齢でも上達できる」ことを証明したかった。今年はこれまでに14回ラウンドして、100を切ったのは一回っきり。最も近々のラウンドが今年のワーストスコアだった。めげる一歩手前だ。今週もゴルフの予定がある。前回いっしょだったゴトー君のアドバイスを胸に、練習場で打ち込みして臨むつもり。とにかく最善は尽くす。

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中国で作った銀行口座からお金を引き出そうとした時に、何度も間違った暗証番号を入力して、カードが無効 (invalid) になって焦った話 (幸い翌日に回復) や、最近の体調や病気事情についても書きたかったのだが、字数も嵩んだので別稿に譲ることにする。

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note を始めた直後の2021年2月に「老いに抗う」という一文を掲載した。その頃は表現のとおり "老いと対峙" していた感がある。今回のタイトルは「老いに寄り添う」。否が応でも存在感を増してくる "老いとの折り合い" に腐心している今の状態には、「寄り添う」が相応しいと思っている。

< 了 >

P.S. 今週末は旅行に出るため、次回の投稿はお休みします。
スマホで文章を打つのが苦手で‥


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