名古屋から富士山を見る ふたたび
その記事はもう2年も前に書いたのだが、未だに一定のビュー数があることをずっと不思議に思っていた。
今年の初め、懇意にしている noter さんが、ビュー数が極端に多く且つ減らない記事があって不思議に思っていたところ、最近その原因が判明したと書いておられた。それは執筆者当人が知らないうちに、メジャーなサイトで紹介されていたことによるものだったとおっしゃる。
そこで私も Yahoo と Google で、私の不思議記事の "キーワード" を叩いてみた。すると私の note 記事が上から3、4番目に出てくるではないか。
「そういうことだったのね。」得心しました。
それがこちら。⇩ 富士山に興味をお持ちの方は多いんだなー。
2年前の記事 ( ↑ ) の内容をかいつまむと‥ 私が名古屋市内のある場所から富士山らしきものを見た。だが「高層ビルを含めて名古屋市内から富士山が見える場所は無い！」が巷の定説。私なりに調べてみると「見える可能性はある」なのだが‥ 誰かしっかり調べてくれないかな‥ という内容。
※添付は5年前メ～テレ(名古屋テレビ) 朝の情報番組「ドデスカ」での特集。
やっぱり「名古屋市内どこからも富士山は見えない！」が結論。⇩
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改めていろいろなサイトを覗いてみた。今も定説は変わらず定説だった。
「名古屋市内から富士山が見える場所は無い！」
そうならしょうがない。私がもう一度調べ直すしかないようだ。
まず私が見た時の状況はこんなふう‥
2017年1月某日乾いた空気の晴天の日。名古屋市緑区大高町にある南生協病院の入院病棟6階(多分)北東角にある談話スペース。入院中の義母と話しながら、何気なく東の方角を眺めると‥
私「あれー、あの小っちゃく見えるあれ、富士山っぽくない？？」
細君「う～ん、そうだねー。そんなような気もするけど‥」
このくらいの確信度合い。帰宅後地図で確認すると、私たちが見た方向の先には富士山があった。
「富士山に見えるものがあった方向に富士山があるんなら見たものは富士山だった」としてもあながち間違いではないだろう。
だが私たち夫婦以外にも見た人はいるだろうに、いつまでも定説が覆らないことが私を不安にする。南生協病院の従業員の方々に聞いてまわりたいところだが、一介の前期高齢者には無理な話。
アームチェア・ディテクティブがんちち(私)は、過去数年のモヤモヤを解消すべく、再調査を行った。そして結論は以下。
名古屋市緑区大高町にある南生協病院6階以上の談話スペースから富士山を見ることができる！ すなわち「名古屋市内から富士山は見える」のだ！
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下の図とキャプションが私の見解まとめです。
※ その下は調査手順の画像
＊＊調査手順＊＊
南生協病院(緑区大高町)から富士山山頂に向けての "視線" は、46km先の寧比曽岳の北320m、51km先の鷹ノ巣山の南260mを山の頂をギリギリ避けて貫いてゆく。南生協病院の場所・高さはまさに奇跡的！
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分かっております。「見える！」と力説しましたが、病院に立ち入ることはできないので誰もが見られる訳ではありません。皆様どうか「詭弁！」「意味ないじゃん！」などとおっしゃらぬよう切にお願い申し上げます。
＜ 了 ＞
P.S. 文中で紹介したメ～テレの企画「東海三県のドコから富士山は見える⁉」に登場した日本地図センター相談役の田代博さんは、富士山をこよなく愛し富士山にとても造詣が深い方だったそうです。私の見解を田代さんに伝える術(すべ)はないかと今回調べてみたところ、2021年2月19日にお亡くなりになっていました。私が前回記事を掲載した9日前のことでした。
"富士山好き" 端くれの私としては、是非ご意見を頂戴したかった。
今更ではありますが、謹んでご冥福をお祈りいたします。 ‥拝‥
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