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UVERworldのTouch offについて書かせて

正直驚いた。今作のTouch offは切れ味抜群な楽曲だったんだけれど、2019年1枚目のシングルにして会心の1枚だった。今回はそのTouch offについて書いていきたい。

2018年のUVERworld

2018年のUVERworldはODD FUTURE、EDENへ/Good and Evilの2枚のシングルをリリースしたけれど、どちらも今までの路線からは外れたシングルだった。

EDMを思わせる展開で、今までのバンド感全開のサウンドはどこに行った?と思ったし、最初はあまりパッとしなかった。サビもEDMチックな盛り上げ方で、かなり冒険した楽曲だった。ただ、それでも気が付けばクセになって何度も聴いてしまう個人的にスルメな楽曲だった。

2019年のUVERworld

そして今年1枚目のシングルTouch offは昨年のテイストを引き継ぎつつも、より熱さのこもったシングルだった。

個人的には帰ってきた!という印象が強かった。歪んだギターは若干抑えてあるものの、しっかりバンド感を感じされるスタイルだし、サビもしっかり盛り上がりを感じれる。

2番からがこれまた最高。Aメロはギター感の強かった1番から更にノイジーなEDENへ/Good and Evilで多様していた尖った音色のシンセも入っていたり、Bメロからサビにかけてもドラムがビートを変えながらの駆けがっていく展開が、一筋縄でいかせないUVERworldらしい。

そして2番終わりからダブステップを用いたこの楽曲で1番ヘヴィな展開を見せる。ここでは2018年のEDMテイストをより進化させたフレーズが飛び交う。ここでは変な声が出た。こんなのありかよと。かっこよすぎる。ShortVerの時はカラっとした爽やかさを感じたのに対して、フルでこんな飛び道具感出されたらアガるに決まってる。TAKUYA∞さんの気迫のこもった掛け声がライブ感ある熱さを感じさせてくれる。

そして語り口調のアウトロには、歴代の楽曲で1番ど直球のメッセージ性が込められている。こういうのもあれだけど、何かしらのアニメか漫画の名言じゃね?と思えてしまうほど真っ直ぐすぎて、初めてUVERworldの楽曲で「おいおい熱すぎだろ」と思ってしまった。でもそれがいい。

まとめ

ここまで書いたが、今作はかなり予想の斜め上を行った。行き過ぎた。単に過去のスタイルに戻るのではなく、しっかり今まで自分達が作ってきたものを継承しているのが分かるし、まだまだ天井知らずな勢いを感じさせてくれるからこそ、彼らを追いかけずにはいられない。


あと初回限定盤についていた去年のTAKUYA∞さんの生誕祭のライブ音源が入ってて、これも素晴らしかった。何せ自分が行ったライブが音源化される事自体初めてだったもんで、聴いているだけであの時の景色がフラッシュバックする。12/21のライブに関してはこっちで色々書いてるので、よければ。


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