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中国Z世代の消費者研究

こんにちは、笠原です。
本日は知るギャラリーから「中国Z世代の消費者研究」についての記事をご紹介します。

「Z世代」とは、1995年-2005年に生まれた、現在17-28歳の年代のこと。これからの消費を担う存在として、とても注目されています。デジタルネイティブでもあるこの世代は、消費行動や思考なども他の世代とは違いが見られ、その動向はとても興味深いものです。

知るギャラリー」の中でも「Z世代」というキーワードはとても人気で、そのワードから記事に飛んできていただける読者の方も多くいらっしゃいます。

今回の記事は、そんな「Z世代」×「中国」の記事。中国におけるZ世代の人口は2.6億人と圧倒的な人口ボリュームを持ちます。
 
ちなみに日本の人口は1億2000万人、日本のZ世代の人口は1800万人です。
つまり、日本全体の人口の倍以上、中国のZ世代がいるということですね。
改めて、中国がどれだけ大きいマーケットかということがよくわかります・・・!
次世代の消費を担う彼らについて知るこの記事、マーケターは必見ではないでしょうか。
 
今回は、中国のZ世代が持つ、親に対しての関係性や、結婚、仕事感などの人生観について掘り下げ、さらにSNSへの価値観についても触れました。
 
世代感と国民性が色濃く出ている面白い記事ですので、ぜひご一読ください!

===========以下引用です===========

中国Z世代の生活スタイル・人間関係において、キーワードとなるのは「私」である。とはいえ、「自分重視」はZ世代各国共通の傾向であるため、中国Z世代の独自性を具体的にみていこう。

まずは最も近しい人間関係である、親との関係について見たものが下図である。
伝統的に中国は垂直的な親子関係であったが、現在は、平等な関係になりつつある。さらに、闇雲に反発するのではなく、聞くべきところは聞くべき、と考えている点も特徴だ。その意味ではいたずらに自己主張するというよりは相互に尊重する関係を求めている、ともいえよう。

結婚感も変化している。結婚への憧れをもつ人は少数派となり、相互に尊重できるなら結婚する、という形が主流派である。

もちろん、仕事との関係も変わる。彼らにとって、仕事と自分との関係、上司と自分との関係も「平等」であり、私生活や情緒面とのバランスの上に成り立つものである。
 

これらの結果からは、「私」を重視するがゆえに「平等」・「尊重」を求める姿が浮かんでくる。

「平等」と「尊重」が彼らの基礎的な考えとして、彼らは誰と、どうやって人付き合いをしていくのか?もちろん、デジタルネイティブとも称されるZ世代のこと、彼らの社交の舞台は主にSNSである。


では、SNSで誰と繋がりたいか? 特徴的だったのは「共通言語のある仲間」に発信したい、というニーズである。インタビュー調査においても、「わかってない人にシェアしても意味がない」という発言が出ており、同じ言語を話す仲間からの「イイネ」と、何もわかっていない人からの「イイネ」は価値が違うことがうかがえる。すなわち、「イイネ」についても量だけでなく質が求められているといえよう。

中国Z世代の消費意識・観念

つづけて、彼らはどういった消費行動をとっているのかを見ていきたい。見えてきたのは、「自分イズム」=自分の美意識・ルールにもとづいて消費する傾向であった。
まず、どういう考え方で消費をしているのか?Z世代の購入重視点から、キーワードを並べたものが下記である。

==============
・・・さて、いかがでしたか?

・趣味にあうかどうか
・クオリティパフォーマンス
・コト・体験消費

上記の3つのキーワード、気になりますね!

続きは知るギャラリー本編にて詳しく解説しておりますので、ぜひ詳細をご確認ください。記事の最後では、今後の中国Z世代に向けてのマーケティングはどのような点がポイントになるかも考察しています。

今回noteにピックアップした内容を経て、私は中国と言えば、かなり上下関係がしっかりしている親子関係のイメージが強かったので、自分の持っていたイメージとのギャップを感じました。

固定概念で捉えず、常に新しい知識をアップデートしていくことは本当に大切ですね。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。

ぜひ記事本編もご覧ください!