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画角編#12 画角は「色の印象」でも選定できる
あの時に知りたかったなぁ、写真のココだけの話。
こんばんは、yuki です。
今回は、
気になった色が、どう気になったのかで、
画角を選定する場合の荒技です。
呪文を唱えて、シャッターを切れば、
あれ、意外とシーン選べるじゃん。
Σ(・艸・*)エェってなります。
※あくまでもど素人の感覚です。
色による画角の選定
【望遠】:キリトる世界(ここでは60㎜以上)
「主役色」が「どうなっている」
※中望遠は「この環境下においては、主役がこう見える」
【標準域】:キリトる世界(ここでは40~50㎜)
「主役色ⅰ」が「ポイント色ⅱ(と対比すると)」、「こうみえる」
【準広角】:ココにいます(ここでは27㎜~35㎜)
※#2~#6もミテネ
「(私の場所)からみると」、「ポイント色ⅰ」と「ポイントⅱ」が、「こういう状況や状態」
解説
気になった色を、できればどんな色なのか
形容してみた方がいい気がします。
妖艶な赤なのか、シックな赤なのか、
しっとりした赤なのか、
はたまた燃えるような赤なのか。
その形容が、現像の時に助けになる時がありました。
ではでは、
A; ”赤” が ”ひときわ目立つ”
B; ”青” が ”透けている”
A、Bはどの画角でしょうーか。
望遠、標準、準広角の順で解説していきます。
どうぞ!
【望 遠】
B;ネモフィラが、
太陽の陽を浴びて花弁が透けている。
⬇︎
呪文)可憐な青が、透けている。
「どんな場所にあるか」の空間は重要でなく、
どう美しいか。の”個”を伝えたい。
主役の個性を問う。
![](https://assets.st-note.com/img/1709538884647-bYOn0GarPo.jpg?width=1200)
レンズは中望遠だけれどかなり寄って撮っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1709613636469-dBaw66PKtN.jpg?width=1200)
その環境下において、主役がどうみえるか。
「淡いピンク(桜)が咲き誇っている中にあって、
雨が降る環境下における一枝のさま。」
![](https://assets.st-note.com/img/1709538618182-I8shTb7qu6.jpg?width=1200)
前話の答え;中望遠
「ビルが背面にみえる無機質な環境下において、
淡いピンク(満開の桜)は、
無機質なブルー(ビルの窓)を柔らかくみせる」
◇
この画は標準域とのせめぎ合いだなぁと思う。
対比として捉えるなら標準域でも間違えでないと思う。
でもその場合は、もう少し、
ビルが多めの構成だったらよかったなと思う。
【標 準】
A;赤い傘を持った人が、
グレー色のビル群の中を歩いている。
⬇︎
呪文)シックな赤がモダングレーの中で一際目立つ。
または、
モダングレーの中に、シックな赤が一際目立つ。
(シックな、モダンな、と形容されるだけで、
都会のビル群を歩いていそうな感じがする)
主役の個性が、その空間に於いて
どういう状況(対比)なのかを問う。
固有名詞とか個人までは特定しないけど、
「周りと比べて」、なんか気になる。
周りと比較している視野。または、
その空間で主役にフォーカスしている視野。
![](https://assets.st-note.com/img/1709519723484-Z0ccbxQtbV.png?width=1200)
焦点距離約47㎜(35㎜換算)
前話の答え;標準
「河岸の草原における黒い人」
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136115637/picture_pc_b1622b00879f110565e282cf206e31cf.png?width=1200)
【準 広 角】
ポイントの個性や詳細は重要でなく、
複数のポイントがいる”空間”を伝えたい。
いわゆる状況説明。
ココにいます!という臨場感。
もう少しハイレベルでいうなら、
そのポイント同士が在ることで
画を補完している状況。
臨場感を得るために、私の視点から
キー(言いたいことを構成するもの)がどうみえるか、
その状況をみて、私はどう感じるのか。
準広角は#2〜#6の過去話もミテネ。
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準広角の呪文例)
「歩道からみると」
「ずっと続いている人工的なグレー(陸橋)」を
「自然の圧倒的なピンク(夕焼け空)」に
「染めながらも空を二分して」いるようで、
(まるで溶け込んでいくかのようだったよ)
![](https://assets.st-note.com/img/1709519726275-JBDOxAuuxU.jpg?width=1200)
前話の答え;準広角
陸橋も夕焼け空も互いを補完して成り立つ空間
色は光が反射したり透過したりしてみえるもの。
色のもつイメージって強力だけど、
物質に色がついているわけではなくて、
脳が色塗りしているんだって。
色のイメージは感覚的なものというのが腑に落ちた。
だから、私はこう感じた。という主観で語れる。
ちなみに、人間は3色型。ほー
☾
次回 再来週2024/5/31(金) 公開、
センスアップにつながるレンズについて考えます。
ではまた、午後9時にヾ(*´∇︎`*)ノ
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© 2024 yuki
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