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#1写真のセンス_いいたいことが分かるから寄り添える


こんばんは、yuki です。
前回のはじめまして!の回から
2回目の投稿です。

ところで、
写真のセンスってなんでしょう。
写真が上手になりたいと思った時に、
ぶち当たるこの壁。
センスのいいあの人と雲泥の差…(」。_。L)

自分なりの哲学?構図や、テクニック?
何気ない日常から被写体を見出す能力?
光の捉え方?現像での色の出し方?
向き合ってきた写真歴?マチュアな人生観?

どれも当てはまると思います。


でもそれらの前に、
センスのいい人は、まずもって、
適切な画角を『瞬発的』に選定できる
瞬発的な画角力が備わっている事
が前提にある。気がしています。

じゃあ、その画角力って何んなの?
が今回のお話しです。

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画角力

◇いいたいことって何?

大抵の場合、私の写真は、
何が撮りたいのかが分からない、って言われました。
特に35㎜で撮った写真。えーん。

でも心の中では、
見ているこの世界が綺麗で、
目の前の綺麗な景色を撮りたいのに、
何でいいたいことが必要なのッ?(反発)
と思っていたんです。

それは、おそらく、誰にあてた写真なのか。
を考えたことがなかったから。

今までは家族写真とか学校行事とか
身内の記録写真を撮っていて、
見せる人も身内なものだから、
撮れていたらいい。そんな感覚でした。

それが、SNSなどに投稿するなど、
他人にみせる写真になった時点で
「いいたいことを伝える媒体」に変わった
ということに気が付いていませんでした。

身内間で何か共通認識がある場合、
その場を「綺麗に写しとる」記録的な写真でも、

その人との間では
「うん、美しいよね。楽しかったよね。」
と通じる。

しかし、
全く共通認識のない、面識もない
他の誰かに見てもらうことは、

「私はこれが美しいと思ったんです」
という説明分のような「いいたいこと」
が分からないと、何を「美しい」と思ったのかが
他人には分からない。

撮影者のいいたいことが、写真に反映されるから、
「あぁここが、かわいいと感じたわけね。」
と観る人にはわかる。

だから、私の写真は「いいたいことって何?」
だったんですね...

◇ただどう観るか、は受け手次第。

ただ、残念ながら、撮り手がこういう風に魅せたい!
と思っていても、観る人が必ずしも同じようには
受け取ってはくれないものだと思います。

それは観る人の
経験や価値観などと照らし合わせて、
自分のモノサシで観ることに由来
しているからです。


しかーし、逆に言えば!

何をいいたいのか。が分からないと、
その写真には寄り添えないものです。

何が言いたいかがわかるから、
その人の価値観や経験で
写真を解釈することができる。

まぁ、一般的に赤ちゃんや
ペットちゃんはただただかわいいし、

きゃわわ

赤く染まった紅葉が綺麗。とか、
設計者が意図した建築構造物が美しい。とか。

万人の共通認識がある場合は

(というよりむしろ、好き嫌いは別として、
たぶん美しいに決まってるんだ、
という固定概念かもしれない)

純真無垢な可愛いらしさや美しさは
記録的な写真でも、伝わりやすいはず。

記録写真が悪いとはいってないですよ、汗
まぁ、でも記録的でいいなら、
動画の方がより伝わりやすい

のではないかなぁとも思います。

===
『デザイン』と『ファインアート』の違い
もありそうですね。
話が逸れちゃうので割愛します。

◇撮影者の視点は画角に反映する

「いいたいこと」を写真に落とし込む。
とは、一体なんなのか。

様々なテクニックの前に、
ひとつに撮影者の視点です。

だってそれを見て、
胸キュンだの激アツだのなんだのを、
撮りたいんだもの。当然っちゃ当然です。


そして視点は画角に反映されます。
感覚的に捉えるなら、

同じ立ち位置にいて、

広大な美術館を見渡しているのが準広角、
美術館内で彫刻をフォーカスしているのが標準。
彫刻の中の「考える人」をみているのが中望遠、
考える人の「手」だけを注視しているのが望遠。

の距離感。

※実際には被写体との距離や大きさも関係するし、
レンズのスペックや特性にもよります。

同じ美術館にいても、
撮り手の視点は画角で変わってくるわけです。

「何」を伝えようとしてるかがわかる。

これが写真のセンスってもんじゃないか
と思うんです。(のちの#9話でまた詳しく)

え?じゃあ、
美しい美術館全体を見渡している
準広角の視点は、冒頭の、
「見ているこの世界が綺麗で、
この綺麗な景色を撮りたい」と同義じゃないの?

とお思いの賢いあなた。

そうです。同じです。
でも少しニュアンスが違う。
そしてコツがいる。

準広角が難しいのはそこなんです。
何がいいたいのかわからない、と
言われる写真になってしまう。

次回から「準広角の攻略」と題して、
画角のイメージを言語化してみます。

※あくまでもワタシの視点です(;'∀')


分かりやすいということは、
万人受けするということでもある。
そういう写真を撮りたいワケでなくて、
何より自分が楽しい!と思える
パッションな写真を撮るべきです。

写真とはパッションと同義だ
思っている私です。
この話はまた後日。

次回は 再来週 2024/1/26
第4金曜日 公開予定です。

準広角の攻略シリーズの始まりです。
お楽しみに!

カメラライフが
今日も楽しいものでありますように!
ではまた、午後9時に(^^♪

※共感した所があったらどの辺りか聞きたいです!
なくてもひとこと感想聞かせてね(*´▽︎`*)ノ

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© 2024 yuki

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