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画角編#13 センスアップにつながるレンズ

あの時に知りたかったなぁ、写真のココだけの話。
こんばんは、yuki です。

“初心者こそ単焦点レンズを持つべきだ”
という記事を見かけます。

ボケが大きく感動的な画が得られて、
何よりその画角に慣れるために
自分の足で動くから勉強になるから。と。

しかし、
何をどう撮ったらいいか分からない人に、
それはあまりに酷じゃないか、と
当時の私を代表して苦言を呈したい。
で、最後はスターウォーズチックに締まります。

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センスアップにつながるレンズ

冒頭から、ズームレンズおすすめするだろうな、
と予測されているでしょう。
どーしてそう思うのか。をお話しします。
ズームレンズなんて鼻くそだと思ってる方は回れ右⇨

かくゆう当時の私も、記事に則って、
初めて自分で購入したレンズは、
35㎜と85㎜の単焦点レンズでした。

もちろんおっしゃることはわかります。
美しいボケ感にうっとりもしました。
F値が小さなレンズなので夜の撮影も快適でした。

しかし、
いろんなアングル、ポジションで、
同じシーンを何十枚と撮ってはみるけれど
見返すとどうもいまいちな写真ばかり。

良く撮れても、これって、
カメラやレンズのスペックのおかげ…?
なんだかカメラに振り回されている感じ。

今となって分かるのは、
準広角に憧れているからボケも必須ではない←え
ポートレート系撮らないから85㎜の出番が少ない←え
そもそも雨の日や、夜景を撮るのはわずか←え

自分が求める写真を撮りたい。
その一心で、四六時中考え、
この写真観に辿り着いたので、
冒頭の意見には、否定はできないのですが。

でも、言葉が足りていません。
単焦点を買って、高い機材を導入して、
「自分で考えろ。」←これ言ってよ

単焦点レンズを買ったって、
高い機材を導入したってそれだけでは
当たり前ですが、満足いく写真は撮れません。
←単焦点買ったら満足できるんだと思っちゃうじゃん

当然のことながら、自分が求める写真なんて
写真センス皆無の私には撮れませんでした。
そもそも自分が求める画?何それ。

ワケが分からずレビューやインスタを漁って、
よし、準広角だ!やれ、単焦点だ!と、
レンズを意気揚々と買ったって、
ライフスタイルのなかで標準域の見方が多いなら、
準広角は上手く撮れない
のです。

(準広角は空間を撮るエッセイな画角。
準広角を持って近所の住宅街をウロウロしても、
こんな場所に咲いてる花(主役)が可愛いとか、
標準域とか中望遠の見方になってしまう。)

ザ・宝の持ち腐れ。
そこで。

何をどう撮ればいいかわからない、
もしくは伸び悩んでいるアナタには、

高倍率ズームレンズを1本如何でしょうか。
高倍率ズームのコンデジなんかもいい。
※コンデジはファインダーないのが多いし、
受注停止とか生産完了とかで手に入りにくいけど

気軽に撮るということに重点をおく。

写真のセンスを磨くために、
画角力が身につくまでは、
広角域から望遠域までをカバーしたレンズで
画角の構文をなぞるのもよし。(←#11ミテネ)

今一番自分がいいたいことは何なのか。
最適な画角は何なのか。を探ることがよっぽど大事。
(#1と#9もミテネ)

自分の写真生活において、
どこに撮りに行くことが多いのか、
どんなシーンでどんなものが撮りたいのか。

までを考えられるようになって、はじめて
単焦点レンズを活かせるんだと思うんです。

ことあるごとに話題にしてきた「考える人」。
期待した人も多かろうこの写真(>_<)
やっぱり「考える人」は手の表情がなんとも秀逸。
筋肉隆々マンが、眉間に皺を寄せて、
口がむにってなるまで考え込んでるところ。
え?!今どこを望遠していますか?!


※あくまでもイメージです。
実際には、
広角は寄っても背景が広く写るし、
遠くのものがより遠く写るなどの
被写体との距離や大きさ、
レンズのスペックや特性にもよります。

私はズームレンズを手にしてから
写真撮影が楽しめるようになりました。
気軽に撮るということができたから、
撮りためた写真の分析によって、
私が撮りたいモノが
分かってきたような気がします。


ズームレンズで画角になれたら、
次は準広角の単焦点をぜひ1本。
ボケや構図なんかのテクニックには頼れない、
自分の視点というものだけをことごとく
ありのままを写すので、へこみます。
準広角とともにあらんことを。

次回 再来週2024/6/14 (金) 公開、
伝える媒体の違いについて考えてみます。
ではまた、午後9時にヾ(*´∇︎`*)ノ

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© 2024 yuki

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